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VRChat運営、ユーザーの95%が望んだAIラベルの導入を見送り 意見が3,141通りに分かれたと説明

2026年10月31日 | #その他 | IGN

VRChat運営、ユーザーの95%が望んだAIラベルの導入を見送り 意見が3,141通りに分かれたと説明

VRChatの開発チームが、AI生成コンテンツを区別するラベルやフィルターを導入しない方針を発表しました。ユーザーアンケートでは回答者の約95%が何らかのAI利用ラベルを求めていたため、ユーザーの間で反発が広がっています。

運営が示した見送りの理由

VRChatは、ユーザーが集まって交流したり、アバターを作ったり、ゲームを一緒に遊んだりできるバーチャル空間のプラットフォームです。人気の高いソーシャルプラットフォームである一方、AI生成コンテンツも急増しており、ユーザーからは人間が作ったものとそうでないものを区別する手段を求める声が上がっていました。

運営は最近、プラットフォームの現状についてユーザーの意見を聞くアンケートを実施しました。10月28日に公開された公式ブログによると、「回答者の95%が何らかのAI利用ラベルを求めている」という結果でした。

それでも運営は、AIラベルを導入しない判断をしました。ブログでは「『AI生成』ラベルもAIフィルターも追加しません」と明言しています。理由として、正直にラベルを付けるクリエイターがいる一方で、生成AIや支援を使った作品を完全に手作業で作ったものとして見せかける人もいると考えられる点を挙げました。

さらに、ラベルがあることで、AIを使ったコンテンツを見破ろうとする「詮索」行動が起きる可能性も指摘しています。実際にはAIツールを使っていないクリエイターが嫌がらせを受けるおそれもあるといい、運営は「望ましくない行動の悪循環を生みかねず、それを助長したくない」と述べています。

「3,141通り」に分かれた回答

運営によると、回答者からはラベル付けの方法について「3,141通りの組み合わせ」が寄せられました。単一の組み合わせを選んだ回答者は10%を超えなかったとのことです。

こうした結果を受けて、運営は「早急に結論を出す前に、この問題をもう一段深く理解する必要がある」という考えを示しています。

ユーザーからは批判の声

この説明はユーザーに受け入れられていません。X(旧Twitter)では、あるユーザーが「結果を判断に反映しないなら、あのアンケートに何の意味があったのか」という趣旨の厳しい投稿をしました。

別のユーザーは「あなたたちのプレイヤーの95%がAIコンテンツにノーと言った。これは議論の余地がある差ではない」と指摘しています。また別のユーザーは、フィルターは見たくないコンテンツを避けるために存在するものだと訴えました。

現時点で、VRChatから批判に対する公式な回答は出ていません。運営は予定していたイベントを引き続き進める構えで、ユーザーは自分たちの声を届けようと模索を続けています。