小島秀夫氏、My Chemical Romanceの新作アニメ短編に教師役の声でカメオ出演
『DEATH STRANDING』の生みの親として知られる小島秀夫氏が、ロックバンドMy Chemical Romanceの新作アニメ短編にカメオ出演しました。音楽や映画、ゲームへの愛情で知られる同氏ですが、バンドの映像作品のクレジットに名前が並んだことは、ファンにとって驚きだったとみられます。
「The Teacher」役で声の出演
作品は、約7分半のストップモーション作品『Prelude to The End』です。ローレン・ツァイ監督の『The Dying World』を原案にしたダークなおとぎ話で、日本時間ではなく現地の前日夜にサプライズ公開されました。My Chemical Romanceの名盤『The Black Parade』の冒頭曲「The End.」の20周年を記念したミュージックビデオでもあります。
小島氏が演じたのは、クレジット上「The Teacher」とだけ記された役です。主人公のアストリッドが自室に戻り、不在着信を確認する場面で、3件目の留守電に声が登場します。「アストリッド、日本語の宿題がまた遅れています。これは受け入れられま……」と叱る途中で、録音は途切れます。小島氏にとっては、これがMy Chemical Romanceのミュージックビデオ初登場となります。
留守電にはほかにも、『Lost Weekend』で知られるフィービー・ブリジャーズ氏と、『Hit Me Hard and Soft』のビリー・アイリッシュ氏が名を連ねています。グラミー賞受賞歴のある2人と小島氏が数秒ずつ登場する、豪華な顔ぶれとなっています。
バンドへの愛着と最近のカメオ
小島氏がバンドのファンであることはよく知られています。2022年の初めにはお気に入りのグッズを紹介し、同年にはライブへ足を運んだことも明かしました。その際には「会場に行くと、ほとんどが10代の女の子でした。自分と同年代の年配の男性は見当たりませんでした。でもバンドのTシャツを着ていたので、『そのTシャツいいですね、おじさん』と声をかけられました」と振り返っています。
今回の出演については、数日前に『The Black Parade』20周年記念盤のレコードを購入したと投稿し、それとなく示唆していました。公開後には、X(旧Twitter)で出演を喜ぶ投稿もしています。
小島氏はカメオ出演の常連でもあります。自身が長く手がけた『メタルギアソリッド』シリーズでは、第四の壁を破って登場する場面があります。CD Projekt Redの『サイバーパンク2077』にも出演し、その役を『サイバーパンク エッジランナーズ2』でも再び演じました。
今後の動向
小島氏は『OD』や『Physint』など、本業のプロジェクトに取り組みながら、こうした副次的な企画にも顔を出していくとみられます。公開前夜には、アニメ派生シリーズ『Death Stranding Isolations』の最初のトレーラーも公開されました。同作では小島氏が実写でカメオ出演することも分かっていますが、どのような形になるかはまだ明らかになっていません。