ファンメイドの『Skyblivion』チーム、元ボランティアから法的措置を示唆されたと説明
2026年10月31日 | #その他 | Eurogamer
Oblivionのファンリメイクプロジェクト『Skyblivion』の開発チームは10月30日、元ボランティアが提供したコードをめぐり、法的措置をちらつかされていると明らかにしました。チームは、実名や自宅住所の開示まで要求されたと主張しています。
争点は提供されたコードの扱い
『Skyblivion』は、2006年発売の『The Elder Scrolls 4: Oblivion』をSkyrimのエンジンで作り直す非公式プロジェクトです。Morrowindのリメイク『Skywind』も手がけるモッディンググループ、TES Renewal Projectのボランティアが開発しています。Bethesdaは、元のゲームのアセットをすべて差し替えることを条件に、プロジェクトの継続を認めています。チームは、Bethesdaが2025年4月にOblivion Remasteredを発売した後も開発を続けてきました。
チームの投稿によると、このボランティアが離れた後、作業成果の「継続的な使用と保守」をめぐって双方の意見が食い違いました。中心となったのは、チームがコードの一部を逆コンパイルしたことです。チームは、元のソースコードリポジトリへのアクセス権が取り消されたため、「機能を維持し、問題を修正する」うえで必要だったと説明しています。
実名・住所の要求とチームの対応
チームによれば、元ボランティアはその後「法的な脅しにまでエスカレート」し、ボランティアのチームリーダーの実名と自宅住所を求めてきました。チームはこれを「受け入れられず、不釣り合いだと考えている」としています。
チームは法律顧問に相談したうえで、提出されたコードを保守する権利について「完全に確信している」と述べました。それでも、「ボランティアを過度なストレスから守り、きれいに関係を断つため」としてコードを削除し、該当システムをゼロから作り直したといいます。
脅しは続いていると主張、訴訟の有無は不明
チームは、削除後も脅しは続いていると述べています。投稿では、元ボランティアが「訴えようとしている」と書かれていますが、実際に訴訟が起こされたかどうかは分かっていません。元ボランティアの名前も公表されていません。
チームはファンに向けて「これを魔女狩りにしないでほしい」と呼びかけました。元ボランティアには「幸運を祈っている」とし、「できるだけ早く解決して、予定している『Skyblivion』のリリースに向けて進みたい」としています。なお、チームは昨年12月に、発売時期を2025年から2026年に延期しています。