『Gang of Dragon』開発のNagoshi Studio、10月31日付で解散 NetEaseの資金打ち切りで
『Yakuza』シリーズの生みの親である名越稔洋氏が設立したNagoshi Studioが、正式に解散しました。出資元のNetEaseが資金提供を止めたことが背景にあり、同スタジオはマ・ドンソク氏が出演する『Yakuza』風のクライムドラマ『Gang of Dragon』を開発していました。
官報で解散を確認
日本の官報によると、同社は10月31日付で解散しました。Bloombergは3月に、『Gang of Dragon』の完成にはさらに70億円(約4400万ドル)が必要だと判明したことから、NetEaseがNagoshi Studioへの支援打ち切りを決めたと報じていました。Nagoshi Studioは、代わりの出資元を見つけられなかったとされています。
NetEaseの事業縮小とスタジオの経緯
『Gang of Dragon』は2025年のThe Game Awardsで公開されました。シネマティックトレーラーは、東京・歌舞伎町を舞台にした裏社会の姿を、『Yakuza』シリーズよりさらに現実的で暴力的に描くことを思わせる内容でした。
中国の大手企業NetEaseは、2024年からゲーム事業の縮小と海外投資の引き揚げを進めており、その結果として複数のスタジオを閉鎖してきました。その中には、『World of Warcraft』のデザイナーであるGreg Street氏の新作MMOスタジオも含まれます。
Nagoshi Studioは2022年に、名越氏と、『Yakuza』(『Like a Dragon』)シリーズを手がけるセガのチーム、龍が如くスタジオの主要メンバーによって設立されました。名越氏はセガに30年以上在籍し、『Daytona USA』『Shenmue』『Super Monkey Ball』などに携わったのち、『Yakuza』シリーズを生み出しました。