Valveが開発を中止した『F-Stop』、Steam流出データからソースコードとマップが見つかり全編プレイ可能に
2026年11月03日 | #噂・リーク | GamesRadar+
Valveが開発を中止した幻のPortal続編『F-Stop』が、今年8月に流出したSteamの大容量データの中から見つかり、プレイ可能な状態になっていると報じられています。Kotakuによると、Valve Cut Content projectのDiscordのユーザーが、ゲームのソースコードとマップデータを発見したということです。
流出データから見つかったソースコードとマップ
8月に出回ったのは、2003年から2013年にかけてのSteam関連データで、容量は12TBに及びます。『Portal 2』『Left 4 Dead』『Counter-Strike: Global Offensive』など、Valve作品の多数のビルドが含まれていました。データは「隠されてはいなかったが、保護は一切なかった」状態で、ハッキングをしなくても入手できたとされています。『Portal 2』の初期ビルドからは、バレットタイムを備えたバージョンも見つかりました。
今回、ソースコードとマップデータがそろったことで、『F-Stop』は実際に遊べるようになったと伝えられています。YouTubeユーザーのToothpasteVixenは、ゲームのイントロ映像を公開しました。映像には、J・K・シモンズが演じる前のケイヴ・ジョンソンによる初期のナレーションが入っています。原文の筆者は、写真を撮ることで環境を操作できる点から、2019年のパズルゲーム『Superliminal』の先行例のようだと述べています。
開発中止までの経緯
『F-Stop』は、ゲイブ・ニューウェルが「Directed Design Experiments」と呼んだ取り組みから生まれた5つのプロジェクトの1つです。この期間、Valveは数カ月にわたって通常の制作を止め、各チームがゲームジャムのような開発に参加しました。『F-Stop』はその中でも目立つ存在で、ニューウェルは開発チームに、Portalの前日譚へと発展させるよう求めたといいます。
しかし、『Portal 2 – The Final Hours』によると、プレイテスターの反応が芳しくなかったため、プロジェクトは中止されました。Portal Gunが登場しないのに、なぜPortalの続編なのかという疑問が出たということです。
『Portal 2』の発売から15年が経ち、新作の見通しも立っていないなか、今回の発見によって新しいPortal風の体験が遊べるようになったと原文は伝えています。Valveからの公式なコメントは、原文では触れられていません。