『Uncharted 4』のストーリー骨子、ニール・ドラックマン氏がAmy Hennig氏の退任後わずか数週間でまとめたと元開発者が証言
2026年11月04日 | #その他 | GamesRadar+
Naughty Dogで『Uncharted 4: A Thief's End』のキャラクターテクニカルディレクターを務めたRyan Trowbridge氏が、Kiwi Talkzのインタビューで、クリエイティブディレクターを引き継いだニール・ドラックマン氏が、わずか数週間でストーリーの大まかな骨子をまとめたと語りました。Amy Hennig氏が2014年初頭に突然スタジオを去った後の出来事で、シリーズ屈指の感動的な物語がどのように生まれたかを示す証言として注目されます。
引き継ぎからわずか数週間で立て直し
Trowbridge氏は『Uncharted 2』から『Uncharted 4』までキャラクターテクニカルディレクターを務めた人物です。同氏によると、ドラックマン氏は開発の途中でHennig氏から役目を引き継ぎ、Naughty Dogを「効率的」に運営していたといいます。
Trowbridge氏は、ドラックマン氏が置かれた状況を「このIPをどう扱って『Uncharted』の4作目を作り、さらに命を吹き込んで前に進めるのか。しかも、すでに制作が進んでいたプロジェクトを引き継ぐ」という、非常に骨の折れる課題だったのではないかと振り返っています。そのうえで、ドラックマン氏は既存の内容をすぐに取り込み、「自分の記憶では、立て直すのにほんの数週間しかかからなかったように思う」と述べました。
また、ドラックマン氏が新しい役職について、周囲が思っていたより早く知っていた可能性もあるとTrowbridge氏は話します。その場合は新しいストーリーを準備する時間が長くあったことになりますが、いずれにしても同氏は新たな筋書きを書き上げたといいます。ドラックマン氏は、すでに自分が手がけていた要素を活用しつつ、必要と考えた要素を加えてストーリーを調整し、開発チームを「すぐに軌道に乗せた」とのことです。
Hennig氏退任をめぐる論争
ドラックマン氏とゲームディレクターのブルース・ストラリー氏は、Hennig氏の退任後という難しい立場で開発を進めることになりました。この退任は、IGNがドラックマン氏とストラリー氏がHennig氏をプロジェクトから強制的に外したと報じたことで、大きな論争を呼びました。Naughty Dogはこの報道をすぐに否定し、IGNも数年後に正式に撤回しています。
それでも、ドラックマン氏が『Uncharted 4』でHennig氏の後任となった経緯は、現在でもNaughty Dogをめぐる議論の的の一つだとされています。原文の筆者は、ゲームプレイと物語の両面で成功を収めた本作は、厳しい視線の中でも開発をやり遂げたドラックマン氏とストラリー氏の粘り強さを物語っていると評価しています。
筆者が語る『Uncharted 4』の印象
原文の筆者は、『Uncharted 4』をシリーズの中でも感情に訴える物語が際立つ作品と位置づけています。アクション満載の冒険を、主人公ネイサン・ドレイクが本編の15年後に父親として比較的平凡な日々を送る姿を描くエピローグで締めくくる点を挙げ、何度遊んだか分からないほどプレイしても、結末では毎回少し目が潤むと述べています。だからこそ、骨子が数週間でまとまったという話には驚いたとのことです。