UbisoftがXboxからArkane Lyonの買収を提案したとBloombergが報道、他に少なくとも2社も入札
Bloombergのジェイソン・シュライアー氏は、UbisoftがXboxに対し、『Dishonored』や『Deathloop』を手がけたArkane Lyonの買収を提案したと報じました。報道によると、複数の企業が入札しており、名前が挙がっているのはUbisoftのみですが、「少なくとも2社の他のゲーム企業」も独自に入札したとされています。いずれもXboxや各社からの正式な発表ではなく、現時点では報道段階の情報です。
Xboxの「リセット」の一環とみられる売却
Arkaneの売却は、Xboxがアーシャ・シャルマCEOのもとで進めている「リセット」の一環とされています。この取り組みでは、Xbox全体で大規模なレイオフが行われ、一部のスタジオは統合や縮小、あるいは分社化されています。
Bloombergによると、Xboxは外部企業への売却だけでなく、Arkaneを経営陣に売却することも検討しているとのことです。実現すればスタジオは独立し、Double FineやCompulsion Gamesと同様の形になります。
『Marvel's Blade』などの行方は不透明
報道が正確であれば、Arkaneが2023年に発表された『Marvel's Blade』をリリースする可能性は残ります。ただし、Xboxがスタジオの譲渡先を探している間、同作の将来は不透明なままです。
売却された場合に、『Dishonored』や『Deathloop』などArkaneのほかのIPがどうなるかも分かっていません。元記事は、Xboxが他のスタジオには自社IPの保持を認めてきたことにも触れています。
懸念される買い手の状況と独立後の課題
Ubisoftは近年、自社の再編を進めています。傘下のスタジオでは相次いでレイオフが行われ、発売が近いとみられていた『Prince of Persia』のリメイクを含め、複数のプロジェクトが中止されました。元記事は、こうした状況から今回の入札がArkaneにとって何を意味するのかを懸念する声が多いだろうとしています。
一方、独立したスタジオとしての展望も明るいとは限りません。多くの開発会社がプロジェクトの資金調達に苦労しており、Double Fineも独立後に独自のレイオフを実施しました。
Arkaneの行方が注目される中、Ninja Theoryも買い手を探している状況です。同スタジオを救うための2件の取引が成立しなかったことから、先月にはレイオフが始まったと報じられています。