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IGNのRyan McCaffrey氏、『The Elder Scrolls VI: Sentinel』は新型Xboxの試金石になると主張 Xbox独占にすべきだと提言

2026年11月04日 | #その他 | IGN

IGNのRyan McCaffrey氏、『The Elder Scrolls VI: Sentinel』は新型Xboxの試金石になると主張 Xbox独占にすべきだと提言

IGNのXbox担当であるRyan McCaffrey氏が、『The Elder Scrolls VI: Sentinel』の展開をめぐる意見記事を公開しました。同氏は、Xbox CEOのAsha Sharma氏が本作をXbox独占にするかどうかが、Xboxの独占タイトル重視の姿勢がどれほど本気かを示すと述べています。以下は、事実ではなく同氏個人の意見と推測に基づく内容です。

判明している情報はごくわずか

本作の舞台はHammerfell地方です。ただし、ビジュアルやストーリー、発売時期などは明らかになっていません。同氏によると、発売はまだ少なくとも2年は先とみられます。

そのうえで同氏は、次世代のXbox機とゲーミングPCを融合したハードウェア(コードネーム:Project Helix)の発売時に、本作が同時に登場するのか、さらにXbox独占になるのかという2点を重要な問いとして挙げています。

過去にはXbox独占の例が2度ある

同氏は、独占という考え方は突飛ではないと指摘しています。『The Elder Scrolls III: Morrowind』は2002年に初代Xboxのみで発売され、PlayStationには登場しませんでした。『The Elder Scrolls IV: Oblivion』はXbox 360のローンチタイトルとなる予定でしたが、発売は初日には間に合わず、約4か月後の2006年3月になりました。PS3の発売が同年秋で、移植版が2007年3月だったため、事実上1年間Xbox独占だったといいます。

一方、2011年の『Skyrim』は最初からマルチプラットフォームで発売され、累計6,500万本以上を売り上げました。同氏は、Sentinelが売上の見込みや期待度、評価の可能性のいずれでも、Xboxが抱える最大のタイトルだとしています。『Skyrim』は来週で発売15周年を迎え、シリーズ新作までの間隔はGTAに匹敵する長さになると述べています。

Helixと同時発売の可能性

同氏は、HelixとSentinelの開発時期が重なり、2028年秋に両方が出る可能性もあると見ています。ただし、2028年という時期はほぼ推測であり、2029年になる可能性も認めています。『Halo Infinite』はXbox Series X発売時のタイトルとして発表されながら、開発元の343 Industriesにさらに1年が必要になった例があります。『Starfield』の発売時期を早くから示したTodd Howard氏の見立てが外れたことにも触れ、Bethesdaを急がせるのは大きな誤りだとしています。

また同氏は、99.9%の確率でXbox Series X向けも用意されると予想しています。各社が世代ごとに仕切り直さず、数億人規模の市場に売れるクロスジェネレーション作品を求めているためです。

同時発売が実現すれば、Helix版に実質的な利点があることが重要だと同氏は述べます。高解像度のテクスチャーや読み込みの高速化ではなく、広大で精細なオープンワールドを常に4K/60fpsで動かすといった違いを挙げています。同氏は、GTA 6でさえ現行世代のSeries XやPS5、PS5 Proではそこまで到達しないだろうと見ています。

独占化は大きな賭けになる

Sharma氏はすでに独占作品への回帰を打ち出しており、今年の『Gears of War: E-Day』や、2027年のinXileによる『Clockwork Revolution』が続きます。同氏は、Sentinelを独占にすれば、Xbox One/PS4世代以降にPlayStationへ移った一定数のユーザーを呼び戻せるかもしれないと考えています。

The Elder Scrollsの最大の市場は従来どおりPCだとしつつも、PS5が世界で1億台近く普及している点は無視できないと認めています。それでも、Sentinelは社会現象になり、長い空白を経てTamrielに戻れる機会でもあるため、独占でも成立し得ると述べています。

別の選択肢として、PS5向けには出すものの、PS6向けには出さない形も挙げています。しかし同氏は、中途半端な策でXbox機の販売をあまり押し上げないと見ています。ほとんどの人はPS5版を買い、Helix版は気にしないだろうという予想です。HelixもPlayStation 6も高額になりそうな点も理由に挙げています。

一貫性のない戦略への批判

同氏は、これまでのXboxのマルチプラットフォーム戦略に一貫性がなかったと批判しています。『Indiana Jones and the Great Circle』はSeries X向けに数か月間独占でした。『Avowed』と『South of Midnight』は1年後にPS5へ登場しました。『Halo: Campaign Evolved』と『Gears of War Reloaded』は最初からマルチプラットフォームでした。

そのため、Sharma氏が独占重視に戻したいま、ブランドは徹底すべきだと主張しています。ユーザーを取り戻したいなら、最大級の自社作品で例外を設けるべきではないという考えです。同氏は、The Elder ScrollsはCall of Dutyのように毎年出る作品でも、Xboxと PlayStationの両方で長く展開された作品でもないと述べています。現時点で対応プラットフォームも発表されておらず、このシリーズにはXbox独占の前例もあるとしています。

販売本数と収益面の見方

同氏は、ハードウェアの価格が『Skyrim』当時の約2倍になり、下がる見通しもないため、Sentinelが『Skyrim』ほど売れる可能性は低いと見ています。GTA 6も同じ理由で、GTA 5の2億3,000万本を超えるのは難しいだろうとしています。したがってMicrosoftは、6,500万本を目標にする必要はないという立場です。

それでも、PlayStation向けに出さない判断には相当な覚悟が要ると述べています。大手トリプルAスタジオが約5年(前後1年)をかけ、多数の支援スタジオも関わる大規模な投資であり、独占にすれば多くの収益を手放すことになるためです。

Sharma氏に求める決断

同氏は、Sharma氏が就任1年目で、Xbox Game Pass Ultimateの値下げ、不評だったマーケティングの中止、小島秀夫氏の『Metal Gear Solid』精神的後継作『Physint』の獲得、Obsidianによる新作Fallout開発の始動など、大胆な動きを見せてきたと評価しています。

そのうえで、Haloは往時の勢いを失い、Fableは PS5での同日発売が確認済みで、『Gears of War: E-Day』も発売されたばかりだと指摘します。同氏は、Sentinelこそがユーザーをプラットフォームへ呼び戻す最大の機会であり、Sharma氏はその札を切るべきだと結んでいます。