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BioWareの歴史を追うドキュメンタリー「Massive Effect: The BioWare Story」、2027年中の公開を目指して制作中

2026年11月06日 | #発売情報 | DualShockers

BioWareの歴史を追うドキュメンタリー「Massive Effect: The BioWare Story」、2027年中の公開を目指して制作中

EAによるBioWare閉鎖を受け、同スタジオの1995年の設立から今年の閉鎖までの歴史を描くドキュメンタリー「Massive Effect: The BioWare Story」が制作されていることが明らかになりました。Deadlineが独占で報じたもので、2027年中の公開を目指しており、主要な映画祭での上映も予定されています。

設立から閉鎖までを描く作品

BioWareは『Mass Effect』シリーズなどで知られる開発スタジオで、カナダのエドモントンで誕生しました。EAによる閉鎖の発表から数週間が経ち、閉鎖と次回作『Mass Effect』の開発中止をめぐる騒ぎは次第に落ち着きつつあります。一方で、同スタジオはエドモントンの地元で「ヒーロー」のように親しまれてきた存在でもあり、30年以上にわたる歴史を記録するべく、カナダのエンターテインメント業界が制作に動いたとされています。

脚本と監督を務めるのは、2018年のSF映画「Clara」で知られるカナダの脚本家・監督のAkash Sherman氏です。撮影は約2年前に始まっていたため、EAがスタジオ閉鎖を決めた時点ですでに制作は進んでおり、BioWareの物語が幕を閉じる瞬間や、それがゲームコミュニティに与えた影響も記録されたといいます。スタッフだけでなく、作品に人生を変えられた多くのファンの声も交えた、決定版のBioWare史になるとのことです。

中心となるのは、創業者のRay Muzyka氏、Greg Zeschuk氏、Augustine Yip氏の3人です。このほか、Lucasfilm Games副社長のDouglas Reilly氏、「Star Wars: Knights of the Old Republic」のディレクターを務めたCasey Hudson氏、The Game Awards創設者のGeoff Keighley氏、EAの元CEOであるJohn Riccitiello氏など、業界関係者の出演が予定されています。

Muzyka氏とZeschuk氏は、Deadlineが入手した声明で次のように述べています。「制作チームからBioWareの物語を伝えたいと相談を受けたとき、光栄に思い、深く心を動かされました。BioWareは、ロゴや建物だけのものではありません。開発チームの素晴らしい人々が生み出した物語と、その世界を守り、支持し、受け継いでくれたファンのものでした」

カナダのSuper Channelが制作を依頼

本作はBioWareの地元であるカナダが贈るラブレターのような作品で、カナダのSuper Channelが制作を依頼し、Canada Media Fundが制作を通じて支援しています。

Super ChannelのコンテンツおよびコミュニケーションEVPであるKim Ball氏は、Deadlineに対し「『Massive Effect: The BioWare Story』をカナダの視聴者に届けられることを嬉しく思います。エドモントンに拠点を置く企業として、BioWareの非凡な地元の物語と、一世代を代表する愛されたゲームの数々を生んだ人々、創造性、画期的なストーリーテリングをたたえられることを特に誇りに思います」と語っています。

制作側は、BioWareのゲームが自身の人生に与えた影響を伝える写真、動画、エピソードをファンから募集しており、選ばれた一部は作品内で紹介される予定です。プロデューサーの1人であるAdam Scorgie氏は「BioWareのファンは、最初のゲームからずっとその歩みの一部でした。残りの物語を一緒に伝えてもらうのは当然のことです」と述べています。

Sherman監督自身も、BioWareのゲームが自らの創作の原点になったとし、深く愛されるストーリーを生み出すために集まった挑戦者たちの歩みを伝えることは「特権であり責任」だと語っています。