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EAがWing CommanderやUltimaなど往年の名作25本をSteamとGOGで配信開始、うち7本はリマスター版

2026年11月07日 | #セール | Polygon

EAがWing CommanderやUltimaなど往年の名作25本をSteamとGOGで配信開始、うち7本はリマスター版

EAが、Wing Commander、Ultima、Crusader、Theme Hospitalなど往年のPCゲーム25本の復刻版を、SteamとGOGで配信しました。7本は完全なリマスター版です。元記事の見出しには大規模セールとありますが、本文には価格や割引率、セール期間の記載がありません。そのため、ここでは配信の内容を中心に伝えます。

25本の内訳とリマスターの対象

配信されたのは、Wing Commanderシリーズ5作、Ultima 1から9、Crusader: No Remorse、Theme Hospitalなど計25本です。リマスター版になったのは7本で、Wing Commanderシリーズの全作に加え、Road RashとPrivateer 2: The Darkeningが含まれます。

GOGではすでに、リマスターされていない18本が配信されていました。ただし、25本すべてがSteamでは初登場です。

主なタイトルは次のとおりです。Wing Commanderシリーズは、初代と2作目が35周年記念版、3作目、4作目、Prophecyが30周年記念版として登場しました。ほかにRoad Rash: 30th Anniversary EditionとPrivateer 2: The Darkening: 30th Anniversary Editionがあります。リマスター対象外では、Wing Commander: Privateer、Academy、Armada、Strike Commander、Crusader: No Regret、Ultima Underworld IとIIなども含まれます。Ultima VIIはThe Complete Edition、Ultima VIIIはGold Editionです。

保管庫のテープから高解像度化

プロジェクトを率いたのは、プロデューサーのJim Vessella氏です。同氏はブログ記事で制作の経緯を説明しています。2022年3月、EAのRedwood Shores社屋で物理メディアの保管庫を見つけました。中にはおよそ2万点の資料が残されていたそうです。

同氏と少人数のチームがテープを調べ続け、Wing Commanderシリーズの元映像を発見しました。この元のFMV映像から高解像度版を作り、リマスター版に取り入れています。60FPS対応など、遊びやすさを高める改善も加えられました。

Steamの初期レビューでは、映像の移行作業が好評です。一方で、コントローラー対応に問題があるという報告も出ています。

BioWare閉鎖の直後で、反発も

EAは10月21日、Mass Effect、Dragon Age、Star Wars: Knights of the Old Republicなどで知られるBioWareの閉鎖を発表しました。その数か月前には、サウジアラビア政府系の公共投資基金、Jared Kushner氏のAffinity Partners、投資会社Silver Lakeによる買収も明らかになっています。元記事は、人権侵害に関わる政府が現在のEAの所有者である点にも触れています。

そのため、今回の復刻に対するSNSの反応は厳しいものでした。ある投稿は「BioWare閉鎖のわずか2週間後に、こんな投稿をするのか」という趣旨で、強く怒りを示しています。

BioWareの復活と、開発中だったMass Effect: Universeの再開を求める署名活動は、30万筆を超えました。この種の署名が実を結ぶことは多くありません。それでも、カナダの新民主党の党首が同社を救う計画を提案したことから、カナダ政府の介入に期待する声もあります。