プレイした感想

HoYoverseのスペースファンタジーRPG『崩壊：スターレイル』のプレイした感想を書いています。まだクリアしておらず始めの氷の星をクリアする手前辺りで、開拓者レベルもまだ26です。

物語終盤になったら評価が変わるかもしれませんが今の所は好感度が高いです。

全体的な評価としては高め

スマホゲーは据え置きのゲームと明確に違う点があります。それはゲーム操作の簡略化。最近はそうでもないゲームが増えてきていますがスマホゲーは「イベントシーンなどを排除してポチポチするだけ」であることが多いです。ステージ制で第何章まで進んだら難易度が上に上がって再び周回をやり直して天辺を目指すのが主です。いわゆるソシャゲータイプのものが多いと思います。

このスターレイルはガッツリRPGです。ストーリーシーンがあってフィールドを進み、敵と戦いシナリオをクリアします。遊んでいる感覚は据え置きゲームに近いです。もちろん課金要素だったりシステムが簡略化されている部分は多々ありますがゲーム体験としてはド正統のRPGゲームになっています。

グラフィックは日本人のとっつきやすいアニメ調でかなりキレイで、キャラクターは非常に良く作り込まれています。それに加えてほとんどのシーンへボイスが入り、カットシーンが豊富なためイベントはかなり質が高いです。

バトルシステムと難易度が丁度いい

プレイしてはじめに思ったのがペルソナっぽいなでした。スターレイルのバトルコマンドは2〜3、後に4くらいまで増えるためRPGとしてはかなりシンプルなのですがどうしてかな？と考えてみたらペルソナ5のショートカット機能を使っている状態なんだなと。店舗もペルソナ5に近いものを感じます。どうも開発の人がペルソナと英雄伝説を研究しただか好きなんだかだそうですね。

道中の雑魚戦は基本的にサクサク進みまが、いざボス戦になると毎回そこそこ骨太のバトルで達成感があります。ただボスを攻撃するだけでなく、ボスによって特色があり専用のギミックやイベントシーンが入るので、据え置きのRPGっぽさがあります。

システム的には非常にシンプルで通常攻撃、スキル、必殺技の3種類が基本になります。シンプルではありますがスキルコスト管理＋ターン管理＋キャラの特性を考えつつ戦略を練る必要があるので適当に攻撃していると倒せません。しかし、しっかり考えればゲーム内で配布されるキャラだけで物語を進めることができます。

初期メンバーの主人公／槍男／盾女の3人のバランスが非常に良く、というか強キャラなので無課金プレイヤーでも遊べるゲームになっています。

評価を下げるとしたら「世界観」と「用語」

ストーリーの全体的な流れは把握できるのですが神的な存在や”存護”といった用語が難解です。世界観を説明するテキストが大量にありますが目が滑ります…。脳内でジェノバに寄生された星や人がいて、ハートレスのような敵がいるという感じでプレイしていますが合っているかは不明。

用語はすべてカタカナで統一してくれたら判りやすかったんですけどね…。会話中に漢字2文字のものが急に出てきたらそんなやついたっけ？となってしまいました。

それでもプレイを進められているのはストーリーとしては王道でわかりやすいからです。よくわからないことは無視して主人公たちが今やっていることだけに集中すれば楽しめます。

最後に

札束で殴らないでも進めるゲームなのでスマホゲーにお金を使いたくない人でも遊べるゲームになっています。終盤の高難易度ミッションがどうなるかわかりませんがストーリーを楽しむだけなら全然楽しめます。

ただガッツリRPGしてるので片手間にポチポチやるのが難しいです。バトル自体よりもイベント進めることに時間を取られます。ゆっくり物語を楽しみたい人には向いているゲームだと思います。いっぱい課金してキャラ凸してガンガン先に進む！という遊び方が好きな人はテンションが持たないかもしれません。