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仲間は全員消えた――8年の孤独な開発期間を経て大ヒットしたホラーゲーム『アクアリウムは踊らない』、その波乱万丈の制作秘話
2024年2月に公開されて以来、多くのゲームファンや配信者を魅了し続けているフリーホラーゲーム『アクアリウムは踊らない』。水族館を舞台にしたこの作品は、公開後わずか2日で10万ダウンロード、現在までに累計60万ダウンロードを突破する異例の大ヒットを記録しています。
しかし、その美しい世界観とは裏腹に、本作の裏側には「ホラーより怖い」とまで言われた壮絶な制作秘話がありました。5人で始まったプロジェクトから仲間が次々と姿を消し、作者の橙々(だいだい)氏がたった一人、約8年もの歳月と約4000時間もの情熱を注ぎ込んで完成させたのです。
本記事では、この『アクアリウムは踊らない』が多くの人々の心を掴んだ理由、そしてNintendo Switch版の発売も決定し、さらなる広がりを見せる本作の軌跡を、その波乱に満ちた制作背景とともに紐解いていきます。
ゲームの基本情報
製品概要
- タイトル: アクアリウムは踊らない
- ジャンル: ホラーアドベンチャー
- 開発: 橙々
- Nintendo Switch版販売: Frontier Works, Gotcha Gotcha Games
配信・発売情報
- PC版: 2024年2月10日配信開始
- 価格: 無料(BOOTHにて500円の投げ銭版あり)
- 対応プラットフォーム: PC (Steam, BOOTH, DLsite), ブラウザ (Plicy, ふりーむ!)
- Nintendo Switch版: 2025年10月30日発売予定
- 価格: 4,950円(税込)
- エディション: 通常版、フロンティアワークス公式通販限定版
壮絶な制作の道のり
5人から1人へ、孤独な開発の始まり
本作の制作が始まったのは、今から約8年前の2016年頃。当初は橙々氏を含む友人5人のチームで開発がスタートしました。しかし、制作開始から1〜2年が経つ頃には、他のメンバー全員がプロジェクトから離脱。橙々氏は、自身が生み出したキャラクターたちを完成させたいという強い思いと責任感から、たった一人で開発を続けることを決意しました。
8年間、4000時間に及ぶ情熱
ゲーム制作の知識が全くない状態から、「ゲーム 作り方」と検索することから始めたという橙々氏。多忙な会社員生活の傍ら、名作フリーゲーム『Ib』や『霧雨が降る森』などを研究し、数多くのゲーム実況動画を視聴することで、プレイヤーを惹きつける演出や設計を独学で学びました。そうして約8年間、総制作時間約4000時間という膨大な時間を費やし、本作を完成させたのです。
ゲーム内容とヒットの要因
「配信映え」を意識した巧みなゲームデザイン
作者の橙々氏自身はホラーが苦手だと公言しています。その視点を逆手に取り、本作ではゲーム実況者がプレイした際の「撮れ高」を意識した演出が随所に散りばめられています。プレイヤーを驚かせる仕掛けはもちろん、視聴者と一緒に盛り上がれる心理テスト要素などが巧みに組み込まれており、これが多くのゲーム実況者に取り上げられるきっかけとなりました。実際にリリース初日には200本以上の実況動画が投稿され、爆発的なヒットの原動力となりました。
プレイヤーを飽きさせない多彩なマップ
物語の舞台は「ビアンカ水族館」ですが、ゲームの背景が単調にならないよう、館内には図書館や駅、バーといった多様なエリアが用意されています。これにより、プレイヤーは常に新鮮な気持ちで探索を進めることができます。特に図書館と駅のエリアは、橙々氏が特に注目してほしいと語るこだわりの詰まった場所です。
輝かしい実績と反響
ダウンロード数とメディアでの注目
2024年2月10日のPC版公開後、わずか2日で10万ダウンロードを記録。その後も人気は拡大し続け、2025年6月時点で累計ダウンロード数は60万を突破しています。また、日本最大級のRTAイベント「RTA in Japan」で競技種目として採用されるなど、幅広い層から注目を集める作品となりました。
Nintendo Switch版でさらなる進化へ
2025年10月30日には、待望のNintendo Switch版が発売されます。PC版の魅力はそのままに、数々の新規要素が追加され、より深く物語の世界に没入できる内容となっています。
Switch版の主な追加要素
- 豪華声優陣によるフルボイス化: 物語を彩るキャラクターたちに声が吹き込まれます。
- 新規シナリオ2篇の追加: 作者・橙々氏自らが手掛けた新たな物語が楽しめます。
- グラフィックの強化: UIデザインが一新され、イベントCGもアップデートされます。
- 多言語対応: 英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)に対応します。
Switch版キャスト
- スーズ: 黒沢ともよ
- レトロ: 花守ゆみり
- ルル: 佐藤聡美
- キティ: 釘宮理恵
- クリス: たみやすともえ
音楽とメディアミックス展開
ゲームの世界観を彩る音楽は、フリー楽曲に加え、作曲家の真島こころ氏が手掛けた楽曲が重要な役割を担っています。その美しい楽曲群を収録したアナログレコード盤の発売も決定しています。さらに、ドラマCD化やコミカライズ連載、アパレルブランドの発足など、ゲームの枠を超えた多角的な展開が進行中です。
開発を巡るリスクと課題
本作の道のりは決して平坦なものではありませんでした。開発初期のチームメンバー離脱という最大の危機に加え、橙々氏がブラック企業に勤務しながら制作を続けていた時期もあり、心身ともに大きな負担がかかる環境でした。約8年という長い開発期間を終えた後には、一種の燃え尽き症候群のような状態にもなったと語っています。こうした幾多の困難を乗り越えた末に、本作は世に送り出されました。
制作年表
- 2016年頃: 5人チームで企画が始動
- 2024年2月9日: 完成を報告
- 2024年2月10日: PC版を公開。公開後2日で10万ダウンロードを達成
- 2024年2月16日: 「制作メンバー全員蒸発」の秘話がSNSで話題となる
- 2025年1月13日: Game*Sparkにて特集記事が公開される
- 2025年6月: 累計ダウンロード数が60万を突破
- 2025年10月30日: Nintendo Switch版が発売予定
主な関係者
- クリエイティブ: 橙々(開発)、真島こころ(音楽)
- 声優(Switch版): 黒沢ともよ、花守ゆみり、佐藤聡美、釘宮理恵、たみやすともえ
- ゲーム実況者など: キヨ、レトルト、ankoTBTB(RTA走者)
用語解説
- フリーホラーゲーム: 無料で公開されているホラーゲーム。
- 撮れ高: 映像や配信において、見どころとなる視聴者の反応を得やすい要素。
- RPGツクール: 主にロールプレイングゲームを制作するためのソフトウェア。
情報源
- 『アクアリウムは踊らない』はなぜヒットした? ホラー嫌いの作者・橙々が語る、8年間の制作秘話と“配信映え”へのこだわり
- 「ホラーゲームを作ってたはずが、制作メンバーが全員蒸発するというリアルホラーに…」→8年かけて1人で完成させたフリゲ『アクアリウムは踊らない』が話題に
- 8年かけて独学でゲームを完成させた開発者の半生が波乱万丈すぎる。『アクアリウムは踊らない』作者インタビュー
- 『アクアリウムは踊らない』橙々(だいだい)×真島こころ スペシャル対談
- 【NS】アクアリウムは踊らない 商品情報
- なぜ『アクアリウムは踊らない』はヒットしたのか?―ホラー嫌いの開発者、ホラーすぎる制作経緯、そしてRTA in Japanでの「公開デバッグ」
- アクアリウムは踊らない – 橙々さんのたい焼きショップ
- 8年かけてひとりで開発したフリーゲーム『アクアリウムは踊らない』完成版が配信開始
ニュースに対するリアクション
- 仲間が全員いなくなってから、8年間も一人で作り続けたという話は壮絶すぎる。心から応援したくなる。
- ブラック企業で働きながら、知識ゼロからゲームを完成させたという作者の精神力にただただ尊敬する。
- 制作秘話そのものがホラー映画のよう。この背景を知ると、ゲームがさらに味わい深くなる。
- 作者がホラー嫌いというのが信じられないくらい、ちゃんと怖いし世界観の作り込みがすごい。
- 個人制作とは思えないクオリティの高さ。特にキャラクターデザインとストーリーに引き込まれた。
- 水族館という舞台設定が最高。不気味さと美しさが両立していて、作者のセンスを感じる。
- これだけの苦労があったのだから、Switch版発売やコミカライズで成功しているのは本当に嬉しい。努力が報われた好例だと思う。
- Switch版でフルボイスになるのが楽しみ。このクオリティならコンシューマ版でもっと人気が出るはず。
- 仲間が消えた話は、インディーゲーム開発の厳しさを物語っている。それでも完成させたのは奇跡に近い。
- RTAでバグが見つかるのも含めて、多くの人に愛されている証拠。これからのインディーゲーム界隈の希望になる。
リアクションまとめ
この記事に寄せられた反応の多くは、作者の橙々氏が8年もの歳月を一人で費した壮絶な制作経緯に対する驚きと称賛の声でした。特に、仲間が離脱し、多忙な社会人生活と両立しながら完成させた情熱に心打たれたという意見が目立ちます。また、作品自体のクオリティの高さや、Nintendo Switch版への期待も数多く寄せられており、作者の努力が実を結んだことを喜ぶ、温かい応援コメントが全体の大半を占めています。