Xboxが大規模な「リセット」計画を発表!『Marvel’s Blade』開発中止やGame Pass戦略見直しなど、相次ぐ変化にゲーマー界隈が騒然としています
2026年07月01日 | #ゲーム #発売 | Polygon
Xboxはここ数ヶ月間、目まぐるしい変化の渦中にあります。2月にはCEOのフィル・スペンサー氏と後任と目されていたサラ・ボンド氏が突然退任し、アシャ・シャルマ氏が新CEOに就任。マット・ブーティ氏がコンテンツ責任者となるなど、リーダーシップの交代劇がありました。彼らは「This is an Xbox」という不評の広告キャンペーンを廃止し、Xbox Game Passの50%値上げで離反したユーザーを取り戻すべく価格を改定。さらに、新型ハイエンドハードウェア「Project Helix」の開発を進めていることを明言しました。また、「Microsoft Gaming」という名称を廃止し、すべて大文字の「XBOX」へと変更するなど、ブランドイメージの再構築を急いでいます。6月7日にはサマーショーケースを開催し、来場者には半透明の緑色のSeries X本体をプレゼントするなど、順調に見えた矢先、状況は一変しました。
相次ぐゲーム開発中止やスタジオ閉鎖の報道
ショーケースからわずか3日後の6月10日、ブルームバーグはシャルマ氏が7月から大規模な人員削減を計画していると報じました。シャルマ氏とブーティ氏は「Xbox Wire」への投稿でこの報道を事実上認め、「Xboxのリセット」計画を今後100日間で実行すると発表。収益の低迷、ハードウェアコストの増加、パンデミック期における過剰な拡大がその理由として挙げられています。この発表に続き、複数のゲーム開発スタジオに影響が及んでいます。6月30日には、IO Interactiveが開発中のオリジナルIP「Project Fantasy」において、外部パートナーとの関係が解消されたことを発表。その外部パートナーがXboxであることが判明し、IO Interactiveは資金繰りの変更に対応するため「人員配置の決定」を迫られるとコメントしています。また、同日にはThe Vergeが、Arkane Studiosの閉鎖が検討されていると報じました。もし閉鎖されれば、開発中の『Marvel’s Blade』もお蔵入りとなる可能性があります。『Marvel’s Blade』は今年後半に発売される予定でしたが、社内での発売時期は2027年後半にずれ込んでいるとのことです。さらに、7月29日にはGamesBeatが、『State of Decay 3』を開発中のUndead Labsも閉鎖の危機に瀕していると報じました。同スタジオはCompulsion Games、Double Fine、Ninja Theoryといった名だたるスタジオと共に、閉鎖の対象となる可能性があるとされています。
Game Pass戦略の見直しと看板タイトルの優先
XboxはGame Passの運営戦略も見直している模様です。6月29日の報道によると、XboxはサードパーティのインディーズスタジオとのGame Passへのゲーム提供に関する交渉を一時停止しているとのことです。コンサルタントのフェルナンド・リゾ氏がポッドキャストで語ったところによると、交渉中の複数の開発者が「急に話がなくなった」と明かしており、XboxがGame Passの運営を再評価するため、取引を「一時停止」していると見ています。さらに、『Call of Duty』シリーズのファンサイト「CharlieIntel」は、6月29日に『Modern Warfare 4』の広告に「本作は今年のXbox Game Passには含まれません」という旨の文言が目立つように表示されていると報じました。シャルマ氏は4月の価格改定の一環として、『Call of Duty』シリーズの新作をGame Passから除外しており、この変更をユーザーに明確に伝える意図があると考えられます。一方で、Xboxは主要フランチャイズの新作リリースを優先する方針を打ち出しています。ベセスダの『Fallout』や『The Elder Scrolls』といった人気シリーズの新作が、今後の数ヶ月で発表される可能性が高いとされています。『The Elder Scrolls 6』は2018年に発表されて以来、8年間もゲームの映像が公開されていません。また、2024年にAmazonでドラマ版が配信されて以来人気を博している『Fallout』シリーズも、いまだに新作が発表されていません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 『Marvel’s Blade』内部発売時期 | 2027年後半 |
| 『State of Decay 3』発売時期 | 2027年 |