『Red Dead Redemption 2』はリリースから8年を経て「悪いゲーム」に?リアルさ追求の代償と『GTA6』への期待が語られる
2026年07月03日 | #ゲーム #レビュー | Polygon
先日、「Red Dead Redemption 2」(以下、RDR2)がリリースから8年経った今、「実は悪いゲーム」なのではないかという、ちょっと刺激的な意見が海外メディアで話題になっています。この意見は、RDR2が技術的には素晴らしいものの、ゲームとしての「楽しさ」が欠けているという点に焦点を当てています。発売当初から高い評価を受けてきた本作ですが、改めてそのゲーム性について見つめ直す良い機会かもしれませんね。
リアルさを追求しすぎた代償
RDR2は、その圧倒的なディテールで多くのプレイヤーを驚かせました。178種類もの動物が生息し、それぞれに異なる行動パターンや生息地が設定されており、餌を使って待ち伏せするなど、狩り一つとっても非常にリアルな体験ができます。しかし、このリアルさが逆にゲームプレイのテンポを悪くしているという指摘があります。例えば、クマの匂いをゆっくりと追跡し、罠を仕掛けてから茂みに数分間隠れて待つといった一連の行動は、確かに没入感はあるものの、ゲームとして「面白いか」と問われると疑問符がつく部分もあるようです。また、アイテムのルートに関しても、引き出し一つ一つを細かく調べる必要があり、UIで瞬時にインベントリが開くのではなく、その動作自体を待つ必要があるため、かなりの時間を要します。
操作性とゲームの進行
ゲームの核となるメカニクスの一部にも、「ぎこちなさ」が指摘されています。特に、馬の操作性は批判の的になることが多いようです。『グランド・セフト・オートV』のような車の運転精度を期待するわけではないものの、ゲームの主要な移動手段である馬の操作が、狭い道での急カーブや戦闘中にスムーズに行えないことが、ストレスを感じる原因になっているとのこと。広々とした平坦な場所では問題ないものの、少し入り組んだ場所では操作の難しさが際立ちます。このような「遅い」ゲーム進行や操作のぎこちなさが、現代の短い集中力でゲームを楽しむプレイヤーにとっては、時に障壁となっているのかもしれません。
『GTA6』への期待と今後の課題
記事の筆者は、今年の年末に控えている『グランド・セフト・オートVI』(以下、GTA6)に対して、ロックスター・ゲームスがRDR2で追求したリアルさを少し控えめにしてほしいという希望を述べています。GTAシリーズは、RDR2に比べてコミカルで大袈裟な表現が多く、現代を舞台にしていることもあり、全体的にスピーディーなゲーム展開が期待されます。エンターテインメント性とリアルさのバランスをどう取るかが、今後のロックスター・ゲームスの大きな課題となるでしょう。RDR2は技術的な傑作であることに間違いはありませんが、PC版でのマウスとキーボード操作や、MODによる改善で、より多くのプレイヤーが「楽しい」と感じられるゲームになる可能性も秘めているとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2018年10月26日(PlayStation 4, Xbox One) |
| 2019年11月5日(PC) | |
| ジャンル | アクションアドベンチャー |