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ソニー、PlayStationのパッケージ版ゲームディスク生産を2028年1月で終了へ。デジタル移行は数年前からの計画か、『GTA6』の影響ではないと示唆

2026年07月04日 | #ゲーム #発売 | Digital Trends Gaming

ソニー、PlayStationのパッケージ版ゲームディスク生産を2028年1月で終了へ。デジタル移行は数年前からの計画か、『GTA6』の影響ではないと示唆

ソニーがPlayStationの新作向けパッケージ版ゲームディスクの生産を2028年1月で終了すると発表し、ゲーマーの間では大きな話題となっています。この決定は、一部で『グランド・セフト・オートVI』(GTA6)のデジタル版の成功が影響しているのではないかという憶測も飛び交いましたが、実際のところ、ソニーはこの方針転換に数年前から準備を進めていたことが明らかになっています。

ディスク工場が未来への転換期を迎える

ソニーのディスク生産拠点であるオーストリアのタルガウ工場では、現在も1日あたり約60万枚のディスクを生産しており、そのうち約半分がPlayStation関連のディスクとのことです。しかし、ソニー・デジタルオーディオディスクコーポレーションのディートマー・タンザー社長は、PlayStation関連のディスク生産は2028年までに大幅に減少する見込みだと述べています。工場は閉鎖されず、300人の従業員は光学マイクロレンズの生産に向けて再訓練を受け、設備も順次転換されるとのことです。ソニーはこの新技術に約3,000万ユーロ(日本円で約50億円)を投資しており、自動車照明やプロジェクションシステムなどの分野での活用が期待されています。この動きは、PlayStationのパッケージ版ゲームディスク終了が、ソニーが長年にわたって準備してきた大規模な事業転換の一環であることを示しています。

デジタルコンテンツの所有権を巡る懸念

パッケージ版ゲームの終了は、プレイヤーにとって「デジタルコンテンツの所有権」という点で懸念を生じさせています。パッチやダウンロード、オンライン認証などが必須の現代においては、パッケージ版ゲームも完璧なものではありませんでした。しかし、ディスクという形で物理的に存在することで、購入者はゲームを所有し、貸し借りしたり、再販したり、コレクションしたり、保存したりすることが可能でした。一方、デジタル版の購入は、ライセンス契約やストア運営会社の決定に大きく依存してしまいます。実際、ソニーは過去にPlayStationで購入した映画がライセンス変更によりライブラリから削除されるケースや、PS3およびPS Vitaのストアを閉鎖し、旧世代ハードウェアでの新規購入を終了させるなど、デジタルコンテンツの不安定さを示す事例をいくつも起こしてきました。パッケージ版ゲームの時代が終わりを迎えることで、今後はより手軽にゲームを楽しむことができるようになるかもしれませんが、プレイヤーにとっては長期的な所有に対する保証が減るという側面もあるでしょう。

項目 内容
パッケージ版ディスク生産終了時期 2028年1月
タルガウ工場への新技術投資額 約3,000万ユーロ(約50億円)