ソニーの新作格闘ゲーム『Marvel Tōkon: Fighting Souls』PC版が132カ国で販売停止、PSNリンク問題が再び波紋を呼ぶ
2026年07月07日 | #ゲーム #発売 | Polygon
ソニーは、今後発売予定の対戦格闘ゲーム『Marvel Tōkon: Fighting Souls』について、PC版を132カ国で販売しない方針を明らかにし、ゲーマーの間で大きな波紋を呼んでいます。特にアフリカや南西アジアの多くの国々が含まれており、Steamのメタデータからもこの事実が確認されています。この決定は、同社のPlayStation Network(PSN)アカウントのリンクポリシーと密接に関連していると見られています。
販売地域制限の背景にあるPSNリンク問題
今回の販売地域制限は、ソニーがPC版ゲームに導入しようとしたPSNアカウントのリンク義務化問題と深い関連があります。2024年には『HELLDIVERS 2』でPSNアカウントとのリンクを一時的に必須化しようとしましたが、PSNが利用できない国が多数存在するため、該当地域のプレイヤーがゲームをプレイできなくなる可能性がありました。これに対し、ゲーマーからの猛烈な反発を受け、ソニーは最終的にこの方針を撤回しました。昨年発売された『Marvel’s Spider-Man 2』や『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』といったシングルプレイヤータイトルではPSNリンクが任意となっていたため、方針転換を期待する声もありましたが、今回の『Marvel Tōkon』の措置は、その期待を裏切る形となりました。
格闘ゲームコミュニティからの懸念と反発
今回の発表を受け、ゲーマーからはソニーの判断に対する不満が噴出しています。特に、高い評価を受けている格闘ゲーム開発スタジオのアークシステムワークスとマーベルのライセンスという強力な組み合わせでありながら、プレイできる層を恣意的に制限することへの批判が多く見られます。格闘ゲームはグローバルな対戦が非常に重要視されるジャンルであり、今年のEvoトーナメントでもパキスタン、ドミニカ共和国、セネガル、ハイチなど、今回販売対象外となる国々出身のトッププレイヤーが多数活躍しています。来年開催が発表されている「Evo Morocco」でも『Marvel Tōkon』が競技タイトルとして採用される可能性がありましたが、モロッコも販売対象外の国に含まれるため、今後の展開が不透明となっています。多くのプレイヤーは、格闘ゲームの未来のチャンピオンが誕生する機会を奪いかねないとして、ソニーに方針変更を求める嘆願活動を行っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース日 | 8月3日 |
| 販売地域 | 132カ国で販売せず |
| 開発元 | アークシステムワークス |