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Ubisoft、新作『Assassin's Creed Black Flag Resynced』の批判を受け財務報告書から「マイクロトランザクションがゲームをより楽しくする」という主張を削除。AI投資は継続中

2026年07月13日 | #ゲーム #アプデ #発売 | Eurogamer

Ubisoft、新作『Assassin's Creed Black Flag Resynced』の批判を受け財務報告書から「マイクロトランザクションがゲームをより楽しくする」という主張を削除。AI投資は継続中

Ubisoftの最新財務報告書から、昨年物議を醸した「マイクロトランザクションがゲームをより楽しくする」という主張が削除されたことが明らかになりました。これは、新作『Assassin's Creed Black Flag Resynced』におけるマイクロトランザクションへの批判が高まる中での動きであり、同社が世間の反発から教訓を得た可能性を示唆しています。特にシングルプレイゲームである本作に、デラックスエディションで約50ドル相当のマイクロトランザクションが導入されていることに、多くのプレイヤーから不満の声が上がっていました。

『Assassin's Creed Black Flag Resynced』への批判

『Assassin's Creed Black Flag Resynced』は、発売直後からプレイヤーからの強い批判に直面しました。その主な理由は、シングルプレイヤーゲームでありながら、約50ドル相当ものマイクロトランザクションが含まれていた点です。これには、キャラクターの見た目を変更するコスメティックアイテムから、ゲームプレイを有利に進めるための時間短縮アイテムまでが含まれており、特に後者については「忙しいプレイヤーが追加料金を払うことで進行を早められる」という説明がなされていました。Ubisoftは以前からこのような monetisation 手法を採用していましたが、2023年7月の投資家向け説明会で「マイクロトランザクションがプレイヤー体験をより楽しくする」と主張したことで、インターネット上で大きな嘲笑を浴びました。

財務報告書から消えた「より楽しくする」発言

Ubisoftの最新版「Universal Registration Document 2025-26」(356ページにも及ぶ財務報告書)には、昨年大きな批判を招いた「マイクロトランザクションがゲームをより楽しくする」という記述が一切見当たりません。この削除は非常に目立つもので、というのも「Group Business Model and Strategy」セクションは昨年の報告書とほぼ同じ内容が維持されている中で、この一文だけがなくなっているからです。現在の記述では「Ubisoftでは、プレミアムゲームを開発する際の黄金律は、追加費用なしでプレイヤーがゲームを完全に楽しむことができるようにすることです」とされています。また、Ubisoftは『Black Flag Resynced』に関するプレイヤーの批判に対し、「スタンダードエディションは完全な体験であり、すべてのミッション、島、ストーリー、世界が制限なく楽しめます。追加パックは、望むプレイヤー向けの完全にオプションの追加要素であり、ゲームを楽しむため、またはクリアするために必須ではありません」と説明しています。

その他の投資とAIへの取り組み

Ubisoftの財務報告書では、2025年に発表された「初のプレイアブルな生成AI体験」である「Teammates」への投資を加速していることも改めて強調されています。同社は、AIアプリケーションが現代のゲーム開発の複雑さを管理する上で「具体的な進歩を遂げている」と主張しており、これには「品質管理チームをサポートするより賢いボット」から、「プレイヤーの行動に適応し、リアルタイムでより動的に反応できるスマートなNPCやゲーム世界」までが含まれるとのことです。

『Assassin's Creed Black Flag Resynced』は、週末だけで200万本を売り上げる好調なスタートを切ったものの、Eurogamerのレビューでは「この物語を体験するのにまったく問題ない方法」と評価されつつも、マイクロトランザクションを含む一部の新しい追加要素や変更点については「必ずしも肯定的ではない」と指摘されています。