『Assassin's Creed Black Flag Resynced』が大ヒットを記録するも、開発に貢献したUbisoft Barcelonaのスタッフがレイオフされるという衝撃的なニュースが報じられる
Ubisoftが開発した『Assassin's Creed Black Flag Resynced』が発売され、わずか1日で200万本を売り上げる大成功を収めました。しかし、この快挙の陰で、ゲーム開発に貢献したUbisoft Barcelonaのスタッフがレイオフされるという悲しいニュースが報じられています。今回のレイオフはUbisoft全体で進行中の人員削減の一環であり、開発者たちは成功への貢献が評価されず、職を失うことに強い不満を表明しています。
『Assassin's Creed Black Flag Resynced』の開発背景とレイオフの実情
Ubisoft Barcelonaは、これまで『ラビッツ』シリーズや『Star Trek: Bridge Crew』など、他の大規模スタジオが主導するプロジェクトのサポートを担ってきました。『Assassin's Creed Black Flag Resynced』では、特にゲームの水中ミッション部分を担当し、その完成度の高さはゲームの成功に大きく貢献したとされています。しかし、発売2週間前には、Ubisoft BarcelonaのACチーム全体に集団解雇計画が通知されたとのことです。スタジオの技術・ゲームプレイアニメーターであるManel Cota氏はSNSで「Ubisoft Barcelonaが全ての水中レベルを担当した。そしてそのチームは今、解雇されている。Ubisoftはそれが我々にふさわしいと考えているのだ」と述べており、さらに品質保証リードのIsabel Codina García氏は、スタッフが2年以上このゲームに携わっていたことを明かし、この事態への複雑な心境を吐露しています。
Ubisoftの組織再編と度重なる人員削減
今回のUbisoft Barcelonaにおけるレイオフは、UbisoftがWinnipegとBelgradeのオフィス閉鎖、Barcelona、およびグローバルパブリッシング部門を含む全体で380人の人員削減を行う大規模な組織再編の一環として実施されています。Barcelonaの従業員は、7月16日までストライキを決行しており、「数週間のうちに51人のスタッフが職を失うだろう」と訴えています。また、Ubisoftは今後、Barcelonaチームを『レインボーシックス』シリーズに特化させる方針とのことです。近年、Ubisoftは2022年以降、Red Storm Entertainment、Ubisoft Stockholm、Ubisoft Halifaxなどのスタジオ閉鎖や人員削減を繰り返し行っており、2026年に入ってからも6タイトルの開発中止を発表するなど、厳しい状況が続いています。