『ファイナルファンタジーX』の開発はなぜ難航したのか? 『キングダム ハーツ』との同時開発がチーム編成に与えた影響をプロデューサーが明かす!
2026年07月21日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
スクウェア・エニックスのプロデューサーである北瀬佳範氏が、人気RPG『ファイナルファンタジーX』の開発秘話を明かしました。なんと、当時同時進行で開発が進められていた『キングダム ハーツ』に主要スタッフがアサインされたため、『ファイナルファンタジーX』のチーム編成に大きな困難があったとのことです。特にキャラクターデザインで深く関わっていた野村哲也氏も、『キングダム ハーツ』がメインプロジェクトだったため、『ファイナルファンタジーX』の開発は一筋縄ではいかなかったようです。
『キングダム ハーツ』との同時進行が招いた開発の課題
『ファイナルファンタジーX』の開発チーム結成は、かなり難航したと北瀬氏は語っています。野村哲也氏をはじめとするベテラン開発者が『キングダム ハーツ』に割り当てられたため、『ファイナルファンタジーX』では3DCGのモーション、背景、キャラクターモデルといった中核を担う3D要素をリードする人材の確保が急務でした。この課題を解決するため、チームには新しいスタッフを招き入れるだけでなく、既存の経験豊富なスタッフを主要な役割に昇格させることで対応したとのことです。
ベテランスタッフの存在が開発を支える
主要スタッフが『キングダム ハーツ』にアサインされる中、『ファイナルファンタジーX』の開発を支えたのは、やはりベテランスタッフの存在でした。例えば、ワールドアートディレクターを務めた直良有祐氏は、『ファイナルファンタジーIII』、『VII』、『VIII』など、数々のシリーズ作品に携わってきた経験豊富な人物です。彼の貢献もあって、『ファイナルファンタジーX』は無事に完成し、多くのプレイヤーに愛される作品となりました。ちなみに、現在でも野村氏は『キングダム ハーツIV』と『ファイナルファンタジーVII リバース』のクリエイティブディレクターを兼任しており、多忙を極めているようです。