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『Duskfade』にキングダム ハーツを思わせる要素が多数登場

2026年09月07日 | #ゲーム | DualShockers

『Duskfade』にキングダム ハーツを思わせる要素が多数登場

アクションアドベンチャーと3Dプラットフォームゲームを組み合わせた『Duskfade』には、ゲームシステムや主人公のデザインだけでなく、キングダム ハーツシリーズを連想させる細かな要素が数多く盛り込まれています。画面UIや武器スキン、実績名、衣装、さらには最終ボスの攻撃まで、シリーズを知るプレイヤーなら気づきやすい参照が用意されています。

画面UIから武器まで、目立つデザインの共通点

もっとも分かりやすいのは、ゲーム画面の右上に表示される主人公の体力・魔力ゲージです。キングダム ハーツでは、画面右側にソラの顔を描いたイラストが配置され、その周囲を緑色のHPゲージや魔力ゲージが囲むデザインになっていました。左側には攻撃や魔法、アイテムなどのコマンドが並び、シリーズを象徴する独特のUIとして知られています。

本作には同じコマンド欄こそありませんが、画面の右隅には緑色の体力バーと、手描き風に描かれた主人公の顔が表示されます。機能をそのまま再現しているわけではないものの、顔のイラストとゲージを組み合わせる構成は非常によく似ており、シリーズへの目立つ目配せとなっています。原文筆者も、作中でもっとも分かりやすい参照のひとつとしてこのUIを挙げています。

武器にも、キングダム ハーツを知るプレイヤー向けの要素があります。ゲーム内では、Rainbow Ingotsを集めることでMinuteroの外見を変更でき、そのスキンのひとつとしてShared Memoriesが用意されています。このスキンは、シリーズを代表する武器キーブレードの初期形態であるKingdom Keyと同じく、金色のガードと鋼色の刃を組み合わせた配色です。

Kingdom Keyは、キーブレードの中でも特に象徴的な外見を持つ武器です。Shared Memoriesは名称まで直接的にシリーズを示しているわけではありませんが、配色をほぼそのまま取り入れており、武器の外見を変更するだけで関連性に気づける仕上がりになっています。

実績名と主人公スキンに込められた参照

ゲーム序盤には、木の根元で休んでいるCloudieが登場します。このキャラクターは、貯めていたお金を隣の壺に隠していると話します。壺を壊せば追加のStar Shardsを手に入れられますが、その行為を咎めるのはCloudie本人ではありません。代わりに、プレイヤーにはHeartlessという実績が与えられます。

キングダム ハーツにおけるハートレスは、シリーズを通じてソラたちが戦う主要な敵の名称です。作中ではハートレスだけでなく、ノーバディなど複数の敵種が登場しますが、壺を壊して他者の貯金を奪う行動にHeartlessという名前を付けることで、敵の名称をゲーム内の行為に結びつけています。単なる衣装や配色ではなく、プレイヤーの行動と実績名を使った参照です。

主人公Zirianには複数のスキンが用意されており、そのなかにはDream Drop Distanceのソラを連想させるWorld Hopperがあります。ソラの衣装は、明るい赤色のショートパンツに、赤いアクセントが入った黒とグレーのトップスを組み合わせたものです。World Hopperもよく似た配色を採用し、足元にはソラの黄色い靴を思わせる明るい黄色のブーツが使われています。

衣装の見た目だけでなく、World Hopperという名称も参照として機能しています。ソラは各ワールドを移動し、ハートレスから世界を救う存在として描かれてきました。そのため、複数の世界を渡り歩く人物を示すような名前と、ソラに似た衣装を組み合わせたスキンになっています。

Darknessスキンと最終ボスの攻撃

もうひとつの主人公スキンであるDarknessは、キングダム ハーツに登場するソラの暗い姿を思わせるデザインです。キングダム ハーツIIでは、アンチフォームと呼ばれるドライフォームが登場し、初代作品でもソラに似た影の姿が現れて戦う場面がありました。両者は共通した印象を持ちますが、アンチフォームには腕や背中から伸びるような目立つ筋状の表現があります。

Darknessは完全に同じデザインではなく、細部には変更が加えられています。それでも、主人公自身が暗い姿へ変化したように見える点や全体のシルエットは、シリーズのフォームを連想させます。原文筆者は、このスキンがキングダム ハーツに登場する姿への参照ではないかとしています。

最終ボス戦にも、シリーズを思い起こさせる攻撃があります。初代キングダム ハーツの終盤では、ソラがリクと1対1で戦う場面があり、リクは高速な攻撃を繰り出します。そのなかでも、ポータルを通過しながらアリーナを横切るように突進する攻撃が印象的だったと原文筆者は振り返っています。

本作の最終ボスも、ポータルを利用して移動し、プレイヤーのいるアリーナを横切るように攻撃します。動きが完全に同一というわけではありませんが、攻撃の見せ方と戦闘中のプレッシャーには共通点があります。原文筆者は、この演出をシリーズへの楽しい参照としつつ、リクに何度も倒された記憶を呼び起こすものだと説明しています。

本作はWeird Belugaが開発し、Fireshine Gamesがパブリッシャーを務める1人用タイトルです。2026年8月13日にリリースされる予定で、キングダム ハーツを思わせる要素が、UIからコスメティック、実績、ボス戦まで広い範囲に配置されています。直接的な名称の引用だけに頼らず、色や構図、行動、攻撃パターンを通してシリーズを知るプレイヤーに伝わる仕掛けが作られている点が特徴です。