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約30年前の初代『グランド・セフト・オート』を再検証!不親切な操作性と自由度の高さが織りなすレガシーに迫る!

2026年07月31日 | #ゲーム #レビュー | IGN

約30年前の初代『グランド・セフト・オート』を再検証!不親切な操作性と自由度の高さが織りなすレガシーに迫る!

『グランド・セフト・オート6』の発売を控え、IGNの編集者がシリーズの原点である初代『グランド・セフト・オート』を再プレイし、そのレガシーと現代における魅力を深く掘り下げています。単なるリマスターやスコア評価ではなく、発売当時の衝撃、確立された遺産、そして現在の視点から見た楽しさや進化のポイントを再検証する試みです。約30年前に登場した本作が、現代のゲーム体験にどう響くのか、興味深い視点で語られています。

現代にも通じるオープンワールドの先駆者

初代『グランド・セフト・オート』は、1990年代後半に登場した際、それまでにない斬新なゲーム体験を提供しました。2D見下ろし視点ながら、リバティーシティ、バイスシティ、サンアンドレアスの3つの都市を自由に探索できるオープンワールド性は、当時としては画期的なものでした。ストーリーこそ希薄ですが、ミッションを好きな順序で進めたり、あるいはミッションを無視して車を盗んだり、歩行者を巻き込んだり、警察と戦ったりと、プレイヤーの自由度が非常に高かった点が特筆されます。この自由なプレイスタイルは、サンドボックス型アクションゲームの基礎を築いたと言えるでしょう。

操作性と難易度に感じる時代の隔たり

一方で、現代の基準から見ると、初代『グランド・セフト・オート』の操作性や難易度には、時代の隔たりを感じる部分も少なくありません。特に、デュアルアナログコントローラーが普及する前の作品であるため、キャラクターの徒歩移動は左右に旋回し、前後移動する「戦車のような操作感」と表現されています。これにより、格闘は非常に難しく、一撃でやられてしまうこともざらにあったようです。また、遠距離での照準合わせも困難で、追跡してくる警察に対し、180度転回して反撃するまでに時間がないなど、不親切な設計が随所に見受けられます。しかし、この難易度の高さゆえに、当時多くのプレイヤーがチートコードを多用していたとのこと。チートの使用がゲーム体験の一部として根付いていたことも、本作のレガシーと言えるかもしれません。

時代を超えて輝く細部へのこだわり

操作性の難しさはあるものの、本作には現代の視点から見ても評価できる点が多々あります。特に、2Dスプライトで描かれた車の多様性と、その細部へのこだわりは注目に値します。シンプルな2D画像でありながら、フォルクスワーゲン・ビートルのような曲線的な車と、角ばったセダンのような直線的な車との違いが明確に表現されており、それぞれの車が持つ個性が際立っています。さらに、都市ごとに登場するスーパーカーや、パトカーのバリエーションも異なっており、各都市の個性を演出する重要な要素となっていました。また、80年代のミニカーのようなデザインの車が多く登場し、一部には実物のミニカーの意匠がそのまま使われているものも存在します。これらの細かな作り込みが、ゲームの世界に深みを与えていたことがうかがえます。

記憶に残るサウンドトラックと物議を醸した暴力表現

初代『グランド・セフト・オート』の大きな魅力の一つに、充実したサウンドトラックがあります。ラジオ局ごとに異なるジャンルの音楽が多数用意されており、その多くが耳に残る名曲ばかりだったとのこと。PlayStation版のディスクをそのままCDプレイヤーに入れて音楽を聴くことができた機能も、当時のプレイヤーにとっては嬉しいポイントでした。また、本作は発売当時、過激な暴力表現で物議を醸し、無料のマーケティングツールとして機能した側面もあります。歩行者をひき殺したり、スクールバスを爆破したりといった表現は、現代のシリーズでは見られないほど踏み込んだもので、その低解像度なグラフィックが、かえってコミカルさや無害さを感じさせていたと振り返られています。

項目 内容
プラットフォーム PlayStation, PC