Saber Interactiveの新作ドライブシミュレーター『Rideshare Stimulator』にAI利用の詳細が開示!元ライターとのAI置き換え論争の末、音声生成やフリーライドモードでのAI活用が明らかに
2026年08月15日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
ゲーム開発会社Saber Interactiveの新作ドライブシミュレーター『Rideshare Stimulator』に、AI利用に関する開示がSteamページに追加されました。これは、元ライターのStella Sacco氏が、自身がAIに置き換えられたと主張し、同社のCEO Matt Karch氏との間で激しい論争が繰り広げられたことを受けての動きです。Saber Interactiveは当初、AI利用を明かすことに躊躇していましたが、最終的に詳細な情報を公開しています。
AI利用の具体的な内容
『Rideshare Stimulator』では、メインキャンペーンのストーリー、キャラクター、会話は人間のライターチームによって書かれているとのことです。しかし、音声生成や一部のローカライズにはAIツールが使われています。さらに、オプションのフリーライドモードにはAIが生成した乗客ミッションとローカライズされた会話が含まれています。このフリーライドモードはメインキャンペーンとは別で、人間が書いたコンテンツだけを楽しみたいプレイヤーはスキップできます。また、ゲーム内のラジオ局には人間が制作した音楽とAI生成の音楽が混在しており、AI生成の音楽を含む局はゲーム内でその旨が明記されています。
論争と業界の動向
Saber InteractiveのCEO、Matt Karch氏は、AI利用の目的は効率化や人員削減ではなく、むしろAIツールを導入するために2人のライターと複数のプログラマーを増員しており、コストも大幅に高くなったと語っています。Karch氏は「AIはゲーマー体験を形作るのに役立つべきだ」と考えているものの、広報チームはAIの話題に触れることを恐れているそうです。この一件は、ゲーム業界におけるAI利用の透明性と、それに対するプレイヤーやクリエイターの反応について改めて議論を巻き起こしています。過去にはAI生成テクスチャを使用したことでインディーゲームアワードの受賞が取り消された事例もあり、AI利用の是非は依然として大きな課題となっています。