『Mass Effect』新作、サウジアラビア政府系ファンドによるEA買収で開発中止の可能性が浮上
2026年08月20日 | #ゲーム | Eurogamer
元EAのシニアマネージャーを務めた人物が、サウジアラビアの政府系ファンドによるEA買収後、『Mass Effect』シリーズの新作が開発中止になる可能性に言及しました。
サウジアラビア政府系ファンドによる買収が開発に影響か
元EAのシニアマネージャーであるエマニュエル・ロジエ氏は、サウジアラビアの政府系ファンドがEAを完全に買収したことで、同社の運営方針が大きく変わるとの見方を示しています。特にBioWareが開発する『Mass Effect』シリーズの新作について、開発資金の継続的な提供が不透明であるとPC Gamerに語りました。
BioWareの苦戦とEAの財政状況
ロジエ氏は、BioWareが近年スタジオとしてもブランドとしても苦戦していることに触れ、新作への資金提供が最大の疑問符であると述べています。2024年にEAを退社し、現在は業界アナリストNewzooで市場情報ディレクターを務めるロジエ氏は、EAが多額の負債を抱えていることから、今後は収益性の高い主要フランチャイズに注力する可能性が高いと指摘しました。これにより、シングルプレイヤーゲームや「EA Sports FC Ultimate Team」や「Apex Legends」のような収益性が見込めないタイトルは、開発の余地が少なくなるかもしれません。
元BioWare開発者も懸念を表明
BioWareのベテラン開発者であるマーク・ダラー氏も、EAの新たな経営体制下での『Mass Effect』シリーズとスタジオの将来について懸念を表明しています。同氏は、EAが過去数年間苦戦しているスタジオや、利益を上げていないスタジオ、あるいは新しいEAが関心を持たない種類のゲームを制作するスタジオを売却する可能性を示唆しました。