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『Rock Band』が唯一無二のマルチプレイヤー体験だった理由をIGNライターが語る

2026年08月21日 | #ゲーム紹介 | IGN

『Rock Band』が唯一無二のマルチプレイヤー体験だった理由をIGNライターが語る

IGNのライターであるRyan McCaffrey氏は、2007年に発売された『Rock Band』が、それ以前にも以降にもないユニークなマルチプレイヤー体験を提供したと語っています。同氏は、同作が音楽とプレイヤーを深く結びつけ、仲間との一体感を味わえる唯一無二のゲーム体験だったと振り返っています。

『Rock Band』がもたらした衝撃

McCaffrey氏は、楽器の演奏経験がないものの音楽を愛しており、2007年にXbox 360で発売されたGuitar Hero IIに熱中しました。その後、Guitar Heroのオリジナル開発チームがActivisionを離れ、MTVとEAと組んで開発したのが『Rock Band』でした。同氏は、このゲームが「これまでで最もユニークで肉体的に満足感のあるゲーム体験」であり、一人で音楽を聴くのとは異なる方法で音楽とつながることができたと述べています。特にドラムの演奏は、実際の楽器を演奏する感覚に最も近いと感じたそうです。

編集部を巻き込んだ熱狂

McCaffrey氏が当時所属していたOfficial Xbox Magazine(OXM)の編集部では、『Rock Band』のレビューのために発売の数ヶ月前からゲームキットを入手し、熱狂的にプレイしていました。彼らは古いXboxのハードウェアやアクセサリーでいっぱいの物置部屋を『Rock Band』専用の部屋に改造。壁には防音フォームを貼り、ドラムスツールや薄型テレビ、5.1chサラウンドスピーカーを設置しました。この部屋は「Room of No Judgment(判断無用の部屋)」と名付けられ、上手い下手に関わらず誰もが楽しめる場所となりました。しかし、その熱狂ぶりは隣の編集部の迷惑になるほどで、防音フォームの効果はあまりなかったようです。

ゲーム・オブ・ザ・イヤーに選出

OXMは、その年のゲーム・オブ・ザ・イヤーに『Rock Band』を選出しました。Halo 3、Mass Effect、BioShock、Call of Duty 4: Modern Warfareといった強力なタイトルを抑えての受賞であり、McCaffrey氏はこの選択に一切後悔はないと語っています。同氏は、『Rock Band』が「他の人と一緒に音楽を『作る』という仲間意識と一体感を伝える」という目標を達成した、真にユニークなマルチプレイヤーゲームだったと評価しています。また、その特別な体験が過ぎ去ってしまい、二度と戻ってこないであろうことを今でも残念に思っているとのことです。