『Control Resonant』2時間デモで戦闘偏重への懸念を払拭 IGN編集者が手応え
戦闘を重視したアクションRPGになるのではないかという不安が、『Control Resonant』の2時間デモで大きく覆されたようです。IGNの原文筆者は、超常的な世界観や謎解き、独特のステージ設計が健在であることを確認したとしています。
戦闘偏重への懸念を覆した超常的な舞台
原文筆者は6月に体験した序盤のプレイで、新たに導入された近接攻撃や、オープン化されたマンハッタンの構造が戦闘に寄りすぎているのではないかと感じていました。広大なフィールドも、経験値稼ぎや戦闘練習のためだけに用意されたものではないかと疑問を抱いていたとのことです。
しかし今回のデモでは、周囲の景色をループ再生する扉がファストトラベル地点になっているなど、現実のニューヨークを独自の超常表現で歪めた世界が展開されました。原文筆者は、アクションRPGの要素が強まっていても、奇妙な出来事や予想外の空間演出といったシリーズの魅力は失われていないと評価しています。
重力を操作する地下鉄ダンジョン
新ミッションの1つ「Metro Vault」では、地下鉄を舞台に新能力「Reach」を探します。このエリアでは、列車が物理法則を無視してあらゆる方向から走り抜け、主人公Dylanはトンネルの重力を操作して天井を床に変えながら進みます。
落下が正解になる場面も用意されており、原文筆者は、一般的なゲームの常識を逆手に取ったプラットフォームパズルになっていると説明しています。ダンジョンは移動能力を習得するだけでなく、Dylanと姉Jesseの関係や、2人が現在に至るまでの物語も描く場として機能するとのことです。
戦闘では、装甲をまとった敵勢力Moldに対して、能力「Heat Wave」や「Heat Aura」で装甲を溶かすほか、変形武器「The Aberrant」で巨大なハンマーを作り、外殻を破壊してから刃の形態で内部を攻撃できます。敵ごとに単一の正解を求められるのではなく、装備や能力に応じて攻略方法を変えられる設計になっているとしています。
ボス戦とオープンワールドの探索要素
もう1つのミッションでは、大ボス「Central Resonant」の居場所を探して工場へ向かいます。道中では、敵を倒したあとに電力源へDylanの刃を突き刺し、限られた時間内に無電力のキューブへエネルギーを運ぶギミックに挑戦します。複数の発電機を道路や屋上経由でつなぐ、より複雑な仕掛けも登場したとのことです。
工場の奥には、全長約60フィートの溶岩の怪物が待ち受けています。ボス戦では足場の大部分が高ダメージの溶岩に覆われるため、立ち止まらず、ダッシュやホバー、岩の盾を使って攻撃を避け続けることが重要です。接近できたときは攻撃を加えつつも深追いせず、再び溶岩を吐き出す前に離れる立ち回りが求められます。
ボスの体力が一定値まで減ると青いマーカーが表示され、回復効果が発生します。一方で、戦闘時間が比較的短く設計されているため、通常のチェックポイントは用意されていないとされています。原文筆者は、回復用の雑魚敵を大量に配置せず、攻撃を続けることを促す仕組みとして評価しています。
謎解きとサイドストーリーも健在
探索中には、超常的な性質を持つ「Altered Item」として、近づくたびにフラッシュとシャッター音を残して消えるポラロイドカメラも登場します。正面から近づくのではなく、別の入口から背後へ回り込むことで新たなサイドクエストが始まり、このカメラとはニューヨーク各地で再び遭遇することになるようです。
そのほかにも、装置をスキャンして別の活動場所を表示したり、マンハッタンを汚染する勢力に関する資料を読んだり、頭部が謎の爆発を起こした遺体に関係するサイドミッションへ進んだりできます。FBCの中央フィールドオフィスでは、前作の人物も登場するとのことです。
原文筆者は、戦闘だけでなく、移動、パズル、世界設定の描写にも十分な見せ場があるとしています。完全なオープンワールド作品ではないものの、前作の要素を拡張しながら、シリーズらしい奇妙さを維持した作品になっていると評価し、9月24日への期待を示しています。