『ドラゴンクエストX オンライン』堀井雄二氏がAIを評価、Gemini搭載のおしゃべりスライムを擁護
2026年08月26日 | #ゲーム | GamesRadar+
『ドラゴンクエストX オンライン』堀井雄二氏がAIを評価、Gemini搭載のおしゃべりスライムを擁護
『ドラゴンクエストX オンライン』の最新拡張で導入されたAIチャットボットをめぐり、堀井雄二氏がAIの進化を評価する発言をしました。ファンからは不評の声も出ている機能ですが、堀井氏は会話を通じてAIに触れるハードルを下げるものだと説明しています。
最新拡張でAI搭載キャラクターを導入
日本向けMMO『ドラゴンクエストX オンライン』では、第7弾にして最後の拡張パッケージ「Lost Children of Time and Space」に、Google Geminiを利用した「おしゃべりスライム(Oshaberi Slimey)」が登場しました。道化師の帽子をかぶった青いスライムと会話できる機能ですが、シリーズの象徴的なキャラクターに生成AIを組み込んだことに対し、ファンからは失望の声も上がっています。
シリーズでは、1990年発売のDragon Quest 4ですでに、プレイヤーが仲間に大まかな指示を出し、AIが個別の行動を選ぶ仕組みを採用していました。一方、今回のAIは戦闘用ではなく、プレイヤーとの会話を目的としています。
堀井雄二氏がAIの進化を評価
堀井氏は、FamitsuのインタビューでAIの導入理由や自身の考えを説明しました。GamesRadar+が翻訳した内容によると、堀井氏は現在のAIについて「最近のAIは本当に賢くて、何を聞いても、もうほとんどでたらめを言わないので面白い」と評価しています。
AIは、必要な情報を持っていない場合でも回答を生成し、事実と異なる内容を伝えることがあります。堀井氏も以前、自分についてAIに尋ねたところ、「任天堂の社員だ」と答えられた経験があると、笑いを交えて明かしました。
会話AIに触れるきっかけとしての役割
堀井氏はAIを擁護し、「AIは進化を続けており、最近はできることが増えています。スライムは会話相手なので、AIとやり取りするハードルを下げると思います」と説明しています。
本作のおしゃべりスライムは、AI技術そのものを前面に出すのではなく、ゲーム内キャラクターとの会話を通じてプレイヤーがAIに触れられるようにする狙いがあるとのことです。