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『ファイナルファンタジーIV』が幻のタイトルに? かつて『ドラゴンクエスト』に先駆け『ファイナルファンタジーV』として発売する驚きの計画が検討されていたことが判明

2026年07月20日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

『ファイナルファンタジーIV』が幻のタイトルに? かつて『ドラゴンクエスト』に先駆け『ファイナルファンタジーV』として発売する驚きの計画が検討されていたことが判明

スクウェア・エニックスのRPGシリーズ『ファイナルファンタジー』において、かつて『ファイナルファンタジーIV』をスキップし、いきなり『ファイナルファンタジーV』として発売する案が社内で検討されていたことが、シリーズを牽引する時田貴司氏と北瀬佳範氏のインタビューで明らかになりました。これは、当時ライバルとされていた『ドラゴンクエスト』シリーズに先駆けて、ナンバリングタイトルを発売するという、斬新なプロモーション戦略の一環だったとのことです。

『ドラゴンクエスト』に追いつくための奇策

この驚きの計画は、『ファイナルファンタジー』シリーズが常に『ドラゴンクエスト』シリーズに追いつこうとしていた歴史の中で生まれました。時田氏は、ファミコン時代は『ドラゴンクエスト』が先に発売され、常に追いかける立場だったと振り返っています。しかし、スーパーファミコンでは『ファイナルファンタジー』が先に発売されることになり、両シリーズが同じく4作目まで出ていた状況で、この優位性を最大限に活用しようという考えが生まれたようです。当時のCEOが、「『ドラゴンクエスト』に勝つために、4を飛ばして5にする」と発言したというエピソードは、ゲーム業界の競争がいかに熾烈だったかを物語っています。

発売戦略の変遷と影響

もしこのアイデアが実行されていれば、『ファイナルファンタジー』シリーズにとって、これまでのナンバリング戦略の中でも特にユニークな事例となっていたでしょう。実際に、北米では『ファイナルファンタジーIV』が『Final Fantasy II』として、『ファイナルファンタジーVI』が『Final Fantasy III』として発売されるなど、地域によってナンバリングが異なるケースは過去にもありました。北瀬氏は、この「4を飛ばして5」というアイデアについて、「ある意味では素晴らしい発想だった」と語っています。ゲーム開発だけでなく、そのプロモーション方法も大きく変化していた時代背景があったとのこと。このような挑戦的な試みが、今日の『ファイナルファンタジー』シリーズの革新性につながっているのかもしれません。