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『Magic: The Gathering』で期待される新たなクロスオーバー候補6作品

2026年08月29日 | #ゲーム | IGN

『Magic: The Gathering』で期待される新たなクロスオーバー候補6作品

『Magic: The Gathering』のコラボレーション企画「Universes Beyond」をめぐり、今後登場してほしい6作品を挙げる新たなウィッシュリストが公開されました。候補にはThe Elder Scrollsやナルニア国物語、ブランドン・サンダーソンのCosmereなど、従来のファンタジーと親和性の高い作品が並んでいます。2027年に予定されている3つの新セットを前に、原文筆者が実現を期待する組み合わせを紹介しています。

2027年に3つの新セットを予定

Universes Beyondでは、これまでにもさまざまな作品とのコラボレーションが行われてきました。原文筆者は以前の記事で、ゲーム・オブ・スローンズとElden Ringを将来の候補として取り上げており、今回はそれに続く6作品を選んでいます。いずれも公式発表ではなく、今後の展開をめぐる筆者の予想と希望です。

記事によると、2027年にはUniverses Beyondのセットが4月、8月、11月にそれぞれ登場する予定です。HasbroのCEOであるChris Cocks氏は、ファンから寄せられた近年のコラボレーションへの反応を踏まえ、翌年のコラボ作品は「もう少しファンタジー寄りになる」と示唆したとのこと。この発言によって、既存のファンタジー作品や、ファンタジー要素を強く持つ現代作品にも注目が集まっています。

ゲームと映像作品から選ばれた4候補

最初の候補はThe Elder Scrollsです。Oblivion Remasteredや、長く待たれているThe Elder Scrolls VIで知られるシリーズで、広大な世界観や種族、魔法、神話的な存在は本作のカード世界にも組み込みやすいと原文筆者は見ています。BethesdaはすでにFalloutとのコラボレーションでMagicと協力しているため、その関係を同社の別の代表的ゲームシリーズへ広げる展開も考えられるとのことです。2027年のセット、あるいはThe Elder Scrolls VIの発売時期に合わせた企画として、実現の可能性を感じる候補に挙げられています。

Supernaturalも候補の1つです。21世紀のアメリカを舞台にしたドラマであるため、伝統的なファンタジー世界を好むプレイヤーには意外な組み合わせかもしれません。しかし、作中に登場する天使、悪魔、呪文、儀式、呪い、超常的なアーティファクトは、Magicにあるクリーチャー・タイプやカードの種類と結び付けやすいと原文筆者は主張しています。

15シーズンにわたって登場した怪物や超自然的な存在、サムとディーンをはじめとする多数のキャラクターも、セットの題材として利用できます。さらに、荒涼としたアメリカの街並み、ロードサイドのダイナー、廃教会、森、モーテルといった舞台は、従来のファンタジーとは異なるビジュアルを作れる要素です。長年にわたって大きな人気を得た作品だけに、シリーズを見て育ったファンへのノスタルジーと、新規プレイヤーへの訴求を両立できる可能性があるとしています。

一方、Buffy the Vampire Slayerも同様に、現代を舞台にした超常作品として候補に選ばれました。吸血鬼、悪魔、魔女、ウェアウルフ、幽霊など、カード化しやすい存在が多数登場するためです。Supernaturalと方向性が重なることから、原文筆者は両方が同時にUniverses Beyondへ登場する可能性は高くないと見ていますが、強いノスタルジーを呼び起こせる作品として評価しています。

ファンタジー色の強い大型候補

The Chronicles Of Narniaは、ファンタジー寄りのセットを増やす方針と特に相性がよい候補です。しゃべる動物、魔女、王、神話上の生物、壮大な戦いなど、ナルニア国物語の要素は本作が得意とするファンタジーの題材と自然に重なります。

7冊の物語をもとにできるため、アスラン、ペベンシー兄妹、白い魔女、タムナスさん、カスピアン、リーピチープをはじめ、多数のキャラクターやクリーチャーを収録できる点も魅力です。原作は発表から長い年月が経っていますが、2000年代に公開された映画によって、映画版を見た世代にもなじみがあります。さらに、Greta Gerwig氏による新たな映像化が2027年に予定されていることから、タイミングの面でも注目できると原文筆者は述べています。

サンダーソン氏のCosmere Universeも、Universes Beyond向けの題材として挙げられました。CosmereにはMistbornやThe Stormlight Archiveなど複数のシリーズが含まれており、独立した統率者デッキとして展開する案や、各シリーズを大規模なセットとして扱う案が考えられます。作品単体ではなく、共通する世界設定を生かして複数の企画に広げられる点が大きな特徴です。

原文筆者によると、サンダーソン氏はMagicの熱心なプレイヤーとして知られており、単なる企業同士のブランド相性以上に、作者とゲームの間に接点があります。両者の間では以前、提携の可能性について話が進んだものの、数年前に別のプロジェクトが優先されたことで停滞したとのこと。そのため、協力を再開できれば実現性の高い候補になると原文筆者は見ています。

The Wheel of Timeが候補に入る理由

最後の候補はRobert Jordan氏のThe Wheel of Timeです。広大な世界、複雑な勢力関係、魔法、さまざまな民族や怪物を備えたファンタジー作品であり、Magicの世界へ取り入れる素材が豊富にあります。シリーズの完結に向けてBrandon Sanderson氏が執筆を引き継いだことも、Cosmereと同じ記事で取り上げられた理由の1つです。

The Wheel of Timeは、2027年のセットでも、それ以降の企画でも扱いやすい規模の作品だと原文筆者は考えています。Amazonのドラマ版が新しい世代に世界観を広めたことで、コラボレーションを行うタイミングも悪くないとしています。記事の末尾では、ドラマが打ち切られたことを惜しみつつ、シーズンが進むほど内容が良くなっていたという原文筆者の見解も示されています。