『The Blood of Dawnwalker』PC版の最適化問題に開発元が暫定対応を案内
2026年09月03日 | #ゲーム | GamesRadar+
発売直後の『The Blood of Dawnwalker』で、PC版のパフォーマンスをめぐる不満が広がっています。Steamでは低評価の多くが動作の重さやカクつきに集中しており、開発元のRebel Wolvesは正式なアップデートに先立って、既知の問題と暫定的な対処法を案内しました。
PC版で最適化への不満が拡大
本作はコンソール版では比較的良好に動作している一方、PC版ではハードウェア要件を満たしている環境でも快適に動かないという報告が相次いでいます。Steamの評価は当初「Mixed」でしたが、その後は全体で「Mostly Positive」まで上昇しました。それでも、レビュー欄ではゲームの雰囲気や内容を評価する声がある一方、フレームレートの低下や動作の不安定さを問題視する投稿が目立っています。
ユーザーからは、Steamが提示する推奨要件を満たしているにもかかわらず、ゲームが重く感じられるという指摘が出ています。オンライン上の議論でも、否定的なレビューの大半はパフォーマンスに関するものだとする意見があり、HDRに対応していない点への失望も報告されています。なかには、本作を「AAA価格なのに、AAAクラスのパフォーマンスではない」と評するユーザーもおり、問題は単なる個別環境の相性として片付けられない規模になっています。
Rebel Wolvesが暫定的な対処法を提示
こうした反応を受け、Rebel Wolvesはコミュニティから寄せられた既知の問題を整理し、PC版の改善に向けた「fixes and workarounds」を公開しました。すぐに試せる方法として案内されているのが、ゲームをウィンドウ表示やボーダーレス表示ではなく、フルスクリーンモードで起動することです。カクつきが発生している場合の対処法として紹介されており、原文筆者もこの方法で改善したと報告しています。
また、クラッシュを避けるためにBIOSを更新することも推奨されています。これはゲーム側の設定変更だけで解決できる問題ではないため、アップデートを試す場合は使用しているPCやマザーボードの対応状況を確認する必要があります。もっとも、プレイヤー側で対応できない不具合も残されており、開発チームは「こちらで解決できない問題については、すでに取り組んでいる」としています。
今後のパッチに注目
Rebel Wolvesは、より具体的な修正を含むアップデートの準備を進めています。記事では今後数日以内にパッチが配信される可能性に触れているものの、修正内容や配信時期の詳細までは示されていません。現時点では、動作が不安定なユーザーはフルスクリーン表示への変更やBIOSの更新を試しつつ、正式パッチの続報を待つ状況です。
本作は、CD Projekt Red出身者が関わる新作バンパイアRPGとして注目を集めていましたが、発売直後はゲーム内容そのものよりもPC版の最適化が大きな話題になっています。Rebel Wolvesがユーザーの不満に対応する姿勢を示したことで、今後のパッチによって推奨スペック環境を含む幅広いPCで動作が改善されるかが焦点となります。