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『大乱闘スマッシュブラザーズ』新作を期待したファン、Nintendo Directでまさかの肩透かし

2026年09月10日 | #その他 | Polygon

『大乱闘スマッシュブラザーズ』新作を期待したファン、Nintendo Directでまさかの肩透かし

約45分にわたるNintendo Directで『大乱闘スマッシュブラザーズ』新作が発表されるのではないかという期待が高まっていましたが、最後に登場したのは新作Kirby and the World Beyondでした。複数の海外ゲームメディアが新作発表の可能性を報じていたこともあり、放送後は「史上最悪のショー」とまで評する声が出るなど、ファンの落胆が広がっています。

新作発表のうわさが広がった背景

シリーズ最新作のSuper Smash Bros. Ultimateが発売されたのは2018年です。2021年にはシリーズディレクター兼リードデザイナーの桜井政博氏が、次の作品について「不可能」と表現し、Ultimateが自身にとって最後の作品になるとの趣旨を語っていました。一方で、桜井氏はこれまで担当した各作品の後にも似た発言をしてきたため、ファンの間では今回も完全な引退宣言とは受け止めきれない空気が残っていたとされています。

さらに、桜井氏は2024年に新しいゲームを開発していると明かしていました。その作品がシリーズ新作ではないかという推測が広がり、今回のNintendo Directを前に期待が膨らんでいきました。新作のうわさには懐疑的な見方もあったものの、前作から約7年が経過する時期だったことも、発表を予想する材料になっていたようです。

Direct中盤以降も期待をつなぐ展開に

放送は移植作やリメイク作品の発表が相次ぐ内容となり、ファンが期待していた大型発表はなかなか姿を見せませんでした。それでも視聴者の一部は、序盤に小規模な情報をまとめ、終盤に大きなサプライズを用意しているのだろうと考えていたとのことです。

中盤でMetroid Ravenousが発表されると、ここから発表内容が一気に盛り上がるのではないかという期待も生まれました。しかし、その後も小規模な発表が続き、旧作の移植が中心となったことで、ファンの落胆は強まっていきました。原文筆者は、直前にGrand Theft Auto 6をめぐる大きな盛り上がりがあったことも、今回の内容を物足りなく感じさせた要因として挙げています。

最後の発表はKirbyの新作

終盤にピンク色のキャラクターが映ると、視聴者はすぐにKirby関連の映像だと気づきました。それでも一部のファンは、ここから別の作品へつながるフェイントではないかと望みを捨てず、カービィがゲーム画面を壊してまったく別のタイトルを見せる展開まで期待していたとされています。

しかし、映像の最後に表示されたロゴはKirby and the World Beyondでした。これにより、今回のDirectで新作の発表はないことが明らかになり、配信のYouTubeチャットでは驚きや落胆の反応が相次ぎました。放送終了後も、数百人規模の視聴者が今回のショーを大きな失敗とみなし、失望の理由として新作不在を挙げていたとのことです。専用コミュニティでは、期待しすぎた自分たちを笑う声や、うわさに踊らされたことを悔やむ声も見られました。

桜井氏の健康を案じる声も

一方で、新作が発表されなかったことは、桜井氏にとって必ずしも悪い結果ではないとも考えられます。長年にわたるシリーズ制作への献身は、同氏の健康問題につながったと報じられてきました。開発中は体調を崩しても休暇を取らず、点滴を受けながら作業を続けていたとされ、後には午後10時に帰宅することを自分に許すようになったという逸話もあります。

将来的に新作が発表される可能性そのものは残されています。本作は任天堂を代表するシリーズの1つであり、新作を望むファンが多いことも明白です。ただし現時点で具体的な発表はなく、ファンは今回の期待が外れた出来事を、自分たちの思い込みも含めて笑い話にするしかない状況となっています。