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『The Expanse: Osiris Reborn』は2027年春発売予定、ドラマと同時期の宇宙政治を描く

2026年09月10日 | #発売情報 | Polygon

『The Expanse: Osiris Reborn』は2027年春発売予定、ドラマと同時期の宇宙政治を描く

Prime VideoのSFドラマとして知られるThe Expanseが、今度はゲームとして再始動します。『The Expanse: Osiris Reborn』は2027年春の発売を予定しており、ドラマのシーズン1〜3と同じ時期を舞台に、戦争目前の太陽系で繰り広げられる政治と人間同士の対立を描きます。銃撃の腕前だけでなく、プレイヤーの選択そのものが物語や進行に影響する作品になりそうです。

ドラマと同じ時代を描く新たな物語

本作は、ダニエル・エイブラハム氏とタイ・フランク氏による小説シリーズを原作とするThe Expanseの世界を舞台にしています。時系列としてはドラマのシーズン1〜3、または小説版のLeviathan WakesとCaliban's Warの間に位置し、各勢力が緊張を高める太陽系で物語が進みます。

ドラマを見ていないプレイヤーでも楽しめるように設計されており、原作の展開をあらかじめ知っていることは必須ではありません。主人公はカスタマイズ可能な傭兵で、物語の中で起きる出来事をリアルタイムで目撃していきます。ドラマ版でスティーヴン・ストレイト氏が演じたジェームズ・ホールデンも登場し、その容姿がゲーム内に反映されますが、中心となるキャラクターの多くは本作独自の人物です。

Owlcat Gamesが宇宙空間を現実的に再現

本作は、Warhammer 40,000: Rogue TraderやPathfinder: Kingmakerを手がけたOwlcat Gamesが開発しています。ゲームは2025年のFuture Games Expoで初めて発表され、今夏のGamescomでは新トレーラーが公開されたほか、来場者向けの試遊も行われました。長く待たれてきたThe Expanseのゲーム化が、映像だけでなく実際にプレイできる段階へ進んだ形です。

宇宙空間の表現については、元NASA宇宙飛行士で国際宇宙ステーションの船長も務めたLeroy Chiao氏と協力し、現実性を高めているとのことです。たとえば船体の表面を移動する場面では、磁気ブーツでキャラクターを船に固定し、無重力状態でも動きを制御できる仕組みを取り入れています。ゲームデザインプロデューサーのYuliya Chernenko氏は、現実性とゲームとしての遊びやすさを両立し、没入感のある体験を目指していると説明しています。

非暴力の選択も重要に

Polygonの先行プレイ記事では、開発陣がThe Expanseの本質を、戦闘そのものよりも「人間がなぜ互いに争うことになるのか」という政治的な側面に見いだしていると評されています。原作やドラマでは激しい暴力が描かれる一方、登場人物が武力を使わずに対立を解決しようとする場面も多く、本作でもその考え方がゲームシステムに組み込まれています。

PolygonのAri Notis氏によると、非致死的な手段を選ぶことで、Hitmanのような没入型シミュレーションに近い展開が生まれるとのことです。つまり、敵を正確に撃てるかどうかだけが結果を決めるわけではありません。会話や判断、対立への向き合い方も同じように重要で、プレイヤーの選択がどのような結末につながるのかが見どころになります。

ベータアクセスも用意

発売前に本作を体験したい場合は、公式サイトでMiller's PackまたはCollector's Editionを購入すると、ベータアクセスを取得できます。ベータ版は正式発売まで利用できる予定です。各エディションの価格は記事内では示されていませんが、ゲーム本編の発売を待たずにThe Expanseの世界へ入れる手段として案内されています。