『Ace Combat 8: Wings of Theve』実写前日譚シリーズを発売前に配信
バンダイナムコエンターテインメントは、フライトシューティングシリーズ最新作『Ace Combat 8: Wings of Theve』に先駆け、実写ミニシリーズ「Hour Zero」を配信します。Josh Holloway、Brandon Routh、Tamlyn Tomitaが出演する全4話構成で、ゲーム本編の物語につながる前日譚として描かれます。各話はIGN.comとIGNのYouTubeチャンネルで、ゲームの発売前に順次公開される予定です。
発売前に全4話を配信
「Hour Zero」は、1話あたり6~11分の短編エピソードで構成されます。配信はIGNで先行して行われ、公開時刻は各回とも太平洋時間の午前6時、東部時間の午前9時です。日本時間での具体的な配信時刻は記事内では案内されていません。
第1話にあたるAct 1は9月15日、第2話のAct 2は9月17日、第3話のAct 3は9月23日に公開されます。最後のエピローグは9月29日に配信され、ゲーム本編の発売日より前にシリーズ全体を視聴できるスケジュールです。
本作は通常版の発売に先立ち、Deluxe Edition購入者向けの早期アクセスが9月29日に始まります。全プレイヤー向けの発売日は10月2日で、対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)です。ゲームはすでに予約受付が始まっています。
侵攻を生き延びる3人の物語
公式説明によると、「Hour Zero」は、Sotoa共和国によるCentral Usea連邦への侵攻が始まった初期段階を舞台にしています。そこで生き延びることになるのが、Holloway演じるパイロット、Routh演じる医師、Tomita演じるニュースアンカーです。3人は互いに異なる立場から戦争に巻き込まれ、それぞれの物語がゲーム本編のキャンペーンモードへつながっていきます。
Hollowayの役は「着陸する場所を失ったパイロット」と説明されています。Routhが演じるのは、敵の命を救った医師です。Tomitaは、真実を伝えたことで声を封じられたニュースアンカーを演じます。IGNが公開したトレーラーでは、侵攻によって状況が急速に変化するなか、3人の境遇が交差していく様子が描かれています。
バンダイナムコは、これらの人物の物語が、ゲーム内でプレイヤーが体験するキャンペーンモードの舞台を整えるものだとしています。実写映像を通じて戦争の当事者たちを先に描くことで、プレイヤーが操縦席に入る前から本作の世界観や物語を知る構成です。
Josh Hollowayが語る操縦体験
Hollowayは、今回の出演をきっかけにゲームへの熱意がよみがえったと話しています。若い頃はMs. Pac-Man、Centipede、Galagaなどを遊んでいたものの、その後は長年ゲームから離れていたとのことです。しかし本作への参加を通じて、ゲームの映像や体験に再び引き込まれたとしています。
Hollowayは「ゲームに物語を重ねることで、緊張感が大きく高まる」と説明しています。撮影スタジオで実際に操縦席に入った経験があるため、ゲームをプレイするときにも、そのときの感覚を思い出しながらコックピットにいるように感じられるということです。本人は、そうした体験を「とても楽しい」と表現しています。
戦闘機パイロットを演じることは、Hollowayにとって長年の夢にも関係しています。子どもの頃、1970年代の第二次世界大戦パイロットドラマBaa Baa Black Sheepに強い影響を受け、高校時代には実際に戦闘機パイロットになる方法を調べたそうです。ただし、戦闘機パイロットになるには非常に高い数学能力が求められ、高額な航空機を任せられる条件を知ったことで夢を断念したと振り返っています。その代わりに俳優の道へ進み、今回の作品でパイロット役を演じる機会を得ました。
ゲームの映像化にも関心
Hollowayは過去にゲーム作品Command & Conquer 3: Tiberium Warsにも出演していますが、今後も別のゲームでパフォーマンスキャプチャーを続けたいという考えではないようです。一方で、ゲームを映画へ展開する企画には関心を示しています。
本人は、Ace Combatの世界には長編映画を作る余地があると話しています。また、Red Dead Redemptionについても、単なるゲームではなく、現実のシミュレーターのような存在であり、しっかりした物語を持っていると評価しています。ゲームへの出演者としてではなく、ゲームの世界を大画面向けの物語へ発展させる立場に興味があるという意向です。
プレイ時のアドバイスは「攻め続ける」こと
発売前に本作を最後までプレイしたHollowayは、これからゲームを始めるプレイヤーへのアドバイスとして、攻撃的に行動することを挙げています。動きを止めたり、落ち着いてしまったりすると、すぐに敵に背後を取られてロックオンされるためです。
Hollowayは「攻め続けることが大切だ」とし、敵に狙われる前に自分から仕掛ける姿勢を勧めています。これは攻略情報としての詳細な戦術ではなく、本人がプレイを通じて感じた基本的な心構えです。実写前日譚で描かれる人物たちの物語と、プレイヤー自身が操縦するキャンペーンがどのように結び付くのかが、「Hour Zero」の見どころになりそうです。