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『Fire Emblem: Fortune's Weave』は『Three Houses』の流れを継ぐ大作RPGとして長時間の戦略バトルを楽しめる

2026年09月19日 | #レビュー | GamesRadar+

『Fire Emblem: Fortune's Weave』は『Three Houses』の流れを継ぐ大作RPGとして長時間の戦略バトルを楽しめる

複数の主人公とルートを行き来しながら、数十時間にわたるマップ攻略や育成、仲間集めを楽しめる点が、『Fire Emblem: Fortune's Weave』の大きな特徴です。原文筆者は、Nintendo Switch 2版を発売前から遊び続け、4つある主人公ルートのうち3つをほぼ終えるほど没頭したとしています。95時間プレイした時点でもスタッフロールには到達しておらず、かなり長い時間をかけて遊ぶ作品です。

『Three Houses』を受け継ぐ新たな物語

本作は、Nintendo Switch向けに展開されたFire Emblem: Three Housesの流れを受ける作品として紹介されています。原文筆者は、Three Housesで魅力的だった要素を取り入れたうえで、予想していなかった形に発展させていると評価しています。レベルやクラスといったRPG要素、マス目を使った戦術バトル、仲間との支援会話、編成を考える楽しさなど、シリーズの複数の要素がひとつにまとめられています。

Three Housesについて原文筆者が特に問題視していたのは、ゲームの長さではなく、プレイヤーが何度も1つのルートに固定される構造でした。これに対して本作では、物語上の理由によって、プレイヤーが異なるルートを任意に切り替えられる仕組みを用意しています。単純に分岐を増やしただけではなく、複数の視点からひとつの物語を読み解く構成になっており、ルートを切り替えること自体が有用になる可能性も示されているとのことです。

複数ルートと大量のキャラクター

本作のゲームプレイは、長時間の戦闘サイクルと、多数の仲間を集めて育てる要素によって成り立っています。主人公が複数存在するため、同じ世界や出来事を異なる立場から見ることになり、1つのルートを終えただけでは物語の全体像を把握しきれません。原文筆者は、まだ見ていない内容が多く残っていることを、プレイを続ける理由として挙げています。

戦闘では、ユニットをマップ上で動かし、習得したスキルやクラスの特性を踏まえて部隊を運用します。レベルアップによる成長だけでなく、誰を仲間に加えるか、どのユニットを同じ部隊に組み込むかといった判断も重要になります。支援会話やキャラクター同士の関係性を楽しみたい人にとっては、戦術面と物語面の両方から長く遊べる構成です。

一方で、固有名詞や設定、別のゲームで起きた出来事への言及が多く、開始直後から大量の情報を受け取ることになります。さらに、ファンタジー作品として想像していた方向から、より強くSFの影響を感じさせる展開へ移るため、原文筆者は「プレイヤーを手取り足取り導くことも、進行を妨げることもない」と説明しています。その自由さは魅力である一方、最初に把握すべき情報が多い作品でもあります。

クリアまでに必要な時間

プレイ時間は、どのルートを選ぶか、各ルートをどこまで詳しく探索するかによって変わります。原文筆者は95時間遊んだ時点でまだクリアしておらず、複数の主人公やルートを追う場合は、何度も長時間のプレイセッションを重ねることになるとしています。

最低限のプレイでスタッフロールを目指す場合でも、60時間を超える可能性が高いとのことです。短時間で物語だけを終えるタイプの作品ではなく、ユニットの育成や戦闘、仲間との会話、複数ルートの確認に時間を使うことを前提とした大作です。週末だけで遊び切るというより、長期的に腰を据えて進めるゲームと考えたほうがよいでしょう。

原文筆者による評価

原文筆者は、マップ上のデジタルなユニットを何十時間も動かし続ける戦略ゲームが好きで、そこにキャラクター同士の関係性や会話を楽しむ要素まで求める人に向いた作品だと評しています。過去のFire Emblem作品から複数の要素を取り戻したRPGであり、マス目を使う戦術ゲームとしても十分な遊び応えがあり、Three Housesの物語や設定をさらに見たい人にとっては大規模な読み物にもなる、という評価です。

ただし、完全無欠の作品ではないともしています。それでも原文筆者は、長時間の育成と戦闘、複数視点の物語、大量の設定やキャラクターを楽しみたい人には、非常に強く薦められると結論づけています。プレイ開始時から多くの情報を受け止める必要があるため、軽い気持ちで短時間だけ遊ぶ作品を探している人よりも、ひとつのRPGに長く向き合いたい人向けです。

対応機種とプレイ時の注意

本作は現在、Nintendo Switch 2専用ソフトとして提供されています。通常のNintendo Switchではプレイできないため、対応機種には注意が必要です。

また、原文筆者は、開始前に攻略情報や細かなテクニックを大量に確認するより、まず自分で物語とルートの構造を体験したほうがよいとしています。複数の主人公、仲間の加入、支援会話、クラスやスキルの組み合わせなど、初見で試行錯誤できる要素そのものが本作の魅力だからです。とはいえ、膨大なボリュームを持つ作品であることは明確で、遊び始める前から長期戦になると見込んでおく必要があります。