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『Fire Emblem: Fortune's Weave』が120時間超のプレイ時間でゲームの大型化を実感させる

2026年09月20日 | #その他 | Polygon

『Fire Emblem: Fortune's Weave』が120時間超のプレイ時間でゲームの大型化を実感させる

120時間を超えても終わりが見えない大作RPGと、同じ時期に発売される複数の大型タイトル。『Fire Emblem: Fortune's Weave』をめぐる海外メディアの反応は、ゲームに使える時間が限られる一方で、長大な作品ほど遊びたくなるという悩ましい状況を浮き彫りにしています。さらに、Switch 2ではゲームの容量も無視できない問題になっています。

100時間級のRPGが重なるゲームシーズン

PolygonのレビュアーであるJosh Broadwell氏は、本作をすでに120時間以上プレイしているとしています。ほかの批評家からは160時間、さらには200時間を超えたという話も出ており、本作がシリーズでも特に大規模な作品であることがうかがえます。原文筆者は、非常に高い評価を受ける作品であるからこそ、時間がないという理由だけで避けるのは難しいとしています。

問題は、本作だけに時間を割けるわけではないことです。原文筆者によれば、ゲームを遊ぶ時間は人によって異なるものの、無限にあるわけではありません。忙しい時期が近づくなかで、遊ぶべきタイトルが一度に増えすぎているといいます。

その象徴として挙げられているのが、Blizzardが発表したWorld of Warcraft Foreverです。同作は原文筆者が最も好きなゲームを再構築した作品で、11月4日に発売される予定です。一方、原文筆者が別の「最も好きなゲーム」として挙げるThe Legend of Zelda: Ocarina of Timeの再構築版は、その翌日である11月5日に発売されるとされています。大型タイトルがわずか1日違いで並ぶことについて、原文筆者は個人的な攻撃のように感じると表現しています。

長いからこそ味わえる体験も

原文筆者は、100時間を超えるRPGのストーリーを前にするとひるむ一方、自由度の高いゲームには同じくらいの時間を日常的に費やしているという、いわば自分自身の基準の違いにも触れています。例として挙げられているのがDiablo 4で、同作は今週Switch 2向けに登場しました。オープンエンドな作品であれば、プレイ時間が長くなっても、物語を最後まで追わなければならないRPGほど重く感じないようです。

原文筆者は、Tears of the Kingdomのように、世界や物語へ長時間かけて入り込み、プレイを続けることでシステムが深まり、何十時間も経ってから新たな秘密が見えてくるゲームを好むとしています。こうした、ゲームだからこそ成立する没入感のある体験には特別な魅力があるため、時間の負担を意識しながらも、大型作品を完全に否定することはできないという立場です。

Switch 2では容量も負担に

時間だけでなく、ゲームのデータ容量も大型化しています。Switch 2版のDiablo 4は71GBで、原文筆者はPC版のインストール容量が160GBを超えることと比べれば、71GBはそれほど悪くないと説明しています。しかし、256GBのストレージを搭載するSwitch 2にとっては、依然として大きな割合を占める容量です。

原文筆者は同作をインストールするため、気に入っていたものの、まだクリアしていなかったゲームを複数削除することになったとしています。Switch 2向けのメモリー拡張用SDカードは価格が高く、購入を先延ばしにしていたものの、今回の容量問題をきっかけに、購入を決断する時期が来たと述べています。

ゲームの規模は、プレイに必要な時間という意味でも、保存に必要なデータ容量という意味でも広がっています。原文筆者はこの状況をストレスになり得るものとしつつ、NintendoやSwitch向けのゲームが、普段から大容量を要求するケースはそれほど多くないとも指摘しています。短い時間でも遊びやすく、生活のなかへ自然に入り込める点こそSwitchの魅力であり、今回は大作が1本分の場所を取ることを受け入れてもよいのではないか、という結論です。

今週注目されたNintendo関連タイトル

今週のeShop向け作品として紹介されているのはWoodoです。手彫りの玩具のような森林のジオラマに色と生命を与えていく、全年齢向けのパズルゲームで、穏やかな雰囲気が特徴とされています。PolygonのGiovanni Colantonio氏は、何気なく過ごしてしまう小さな思い出を思い起こさせる、やさしいゲームだと評しています。

Nintendo Classicsの注目作には、2005年に発売されたFire Emblem: Path of Radianceが選ばれています。本作の規模に圧倒されたプレイヤーに向けた、より取り組みやすいシリーズ作品として紹介されており、収集要素まで含めて遊ぶ場合でも50時間を超えない見込みとされています。また、同作のGBA向け関連作品としてThe Sacred Stonesも挙げられており、Advance Wars期のIntelligent Systems作品を思わせるドット絵を楽しめる作品と説明されています。

Nintendo Musicの今週の楽曲は、Fire Emblem: Awakeningの「Don't Speak Her Name!」です。約8分にわたる壮大でドラマチックな楽曲で、本作の発売週に合わせた選曲となっています。

9月中旬に発売された作品

9月15日には、2つの拡張コンテンツを収録したSwitch 2版Diablo 4: Age of Hatred Collectionが発売されました。9月17日には、本作に加えて、Splatoonを思わせる水の仕組みを取り入れたアクションアドベンチャーFading Echo、Nihon Falcomのリメイクシリーズ最新作Trails in the Sky 2nd Chapter、Joy-Conを指揮棒のように使うMaestroが登場しています。Trails in the Sky 2nd Chapterは批評面でも高く評価され、Metacriticでは92点を記録したと紹介されています。

さらに、9月18日にはSwitch 2向けのLego Batman: Legacy of the Dark Knightも発売されました。Nolan三部作を一部意識した内容で、これまでより焦点を絞った作品とされています。大作RPGだけでなく、長期運営型のアクションRPG、リメイク、パズル、音楽ゲームなどが同時期に並び、遊ぶ時間と保存容量の両方をどう配分するかが、今後ますます重要になりそうです。