『Madden NFL 27』カレブ・ウィリアムズの負傷で「Maddenの呪い」が再び話題に
2026年09月22日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+
長年にわたり都市伝説として語られてきた「Maddenの呪い」が、カレブ・ウィリアムズの負傷をきっかけに再び注目を集めています。シカゴ・ベアーズのクォーターバックで、最新作のカバー選手を務めるウィリアムズは、相手選手との接触がないまま足を痛め、試合中に涙を見せてフィールドを退きました。重傷への懸念は広がったものの、診断結果はハムストリングの負傷で、現時点では比較的軽いものとみられています。
カバー選手を襲った突然の負傷
ベアーズはこの試合で、同地区のライバルであるミネソタ・バイキングスに9-3で敗れました。攻撃陣が決めた得点はフィールドゴール1本 בלבדで、曇り空と雨のなかで行われた本拠地の試合は、チームにとって厳しい内容となりました。さらに後半、ウィリアムズの脚から突然力が抜け、接触プレーのないまま倒れています。
NFLでは、相手選手にぶつからずに起きる負傷は、ファンにとって特に不安の大きいものです。現地では前十字靭帯損傷やアキレス腱断裂を心配する声がすぐに広がり、いずれもシーズン終了につながりかねない重傷です。ウィリアムズ自身も大きな不安を感じていたとみられ、カートで運ばれる際には涙を流していました。
その後の診断では、負傷箇所はハムストリングと判明しました。記事執筆時点で伝えられている情報では、当初恐れられた靭帯やアキレス腱の損傷ではなく、比較的軽い負傷である可能性が高いとされています。ただし、復帰時期や今後の出場への影響について、記事内で具体的な日程は示されていません。
「呪い」をめぐる背景
EAのNFLシリーズでは、2000年代からカバーを飾った選手に負傷、成績不振、その他の不吉な出来事が続くとされ、「Maddenの呪い」という呼び名が定着しました。もちろん、カバー選手になったことが不運を引き起こすという科学的な根拠はありません。それでも、スター選手が大きな注目を浴びた直後に苦境へ陥る例が重なるたび、ファンの間でこの話題が繰り返し持ち出されてきました。
ウィリアムズの場合、カバー選手に選ばれるまでの流れは非常に華々しいものでした。ベアーズは長年、チームの方向性を安定させられずにいましたが、2025年にはウィリアムズの活躍によってプレーオフへ進出しています。チームはロサンゼルス・ラムズとの延長戦に敗れ、カンファレンス優勝決定戦への進出をあと一歩で逃したものの、ウィリアムズは重要な場面で勝負強さを発揮し、劇的な逆転劇を演出しました。
その活躍を受けてカバー選手に選ばれた後、2026年シーズンの序盤も順調でした。ベアーズは敵地でカロライナ・パンサーズに59点を奪って勝利し、これはベアーズの歴代得点記録で4番目に多い数字でした。また、パンサーズにとってはチーム史上最多失点となっています。華々しいスタートを切った直後に、低得点の敗戦と負傷が重なったことで、ファンには「呪い」が戻ったように映ったといえます。
若いファンにも広がる再燃
ウィリアムズの負傷後、SNSでは「Maddenの呪いは本物だ」とする投稿が相次ぎました。これまでこの伝説を知らなかった若いNFLファンが、今回の一件を通じて初めて存在を知ったとみられる反応も広がっています。近年は、パトリック・マホームズ、ジョシュ・アレン、ラマー・ジャクソンらがカバーを務めた後も素晴らしいシーズンを送っており、呪いの話題は以前ほど強く意識されていませんでした。
つまり、近年の事例だけを見れば、カバー選手になったことが明確な不運につながるとは言いにくい状況です。一方で、シリーズ初期には負傷や成績低下などが相次いだと受け止められており、過去の印象が伝説を支えています。あるファンは、呪いは毎回当たるわけではないものの、打率に換算すれば約.600程度のように感じられる、と表現しています。これは厳密な統計ではなく、呪いの的中率をめぐるファンの感覚を示した比喩です。
それでも偶然と考えられる理由
この現象を説明する現実的な要因もあります。アメリカンフットボールは身体への負担が大きい競技であり、カバーに選ばれる選手は、チームのなかでも特に目立つプレーを担うスターです。大きな成果を生む選手ほど、相手の守備から厳しいマークを受け、走る、方向転換する、タックルを受けるといった危険を伴うプレーに関わる機会も増えます。その結果、負傷の可能性が高く見えるのは不自然ではありません。
原文筆者も、呪いが実在するとは考えていないとしています。それでも、次にカバーを飾る選手のファンが、シーズン開幕後しばらく不安を抱えながら見守る気持ちは理解できる、と締めくくっています。今回のウィリアムズについては、重傷を免れた可能性が示されたことで、伝説が完全に裏付けられたわけではありません。しかし、華々しい活躍、歴史的な大勝、直後の敗戦と突然の負傷という展開がそろったことで、「Maddenの呪い」をめぐる議論が再び広がるきっかけになりました。