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『Sea of Thieves』RareのActivision傘下入りでファンに広がる将来への懸念

2026年09月23日 | #その他 | IGN

『Sea of Thieves』RareのActivision傘下入りでファンに広がる将来への懸念

『Sea of Thieves』を手がけるRareが、Xboxの組織再編にともないActivisionの傘下へ置かれたことで、スタジオの今後を不安視するファンが相次いでいます。Activisionは次期Haloを含むXboxの複数の業務を担うことになりましたが、Rareが今後どのようなゲームを開発するのかは、まだ具体的に示されていません。

Xboxの再編でRareの立ち位置が変化

Microsoftは今回、Xboxのファーストパーティースタジオを対象に、人員削減や組織の統合を含む大規模な変更を発表しました。その一環として、Activisionが今後のXboxにおける複数の業務を主導し、次のHaloに関する開発も担当する方針です。RareもActivisionの傘下に入ることになり、長年独自の作品を作ってきたスタジオが、他のチームを支援する立場へ移るのではないかとの見方が広がっています。

Activisionは過去に、Neversoftのような評価の高い開発チームを傘下に収めた後、Call of Dutyのマップ制作や開発支援に関わらせてきました。そのため、Reddit上ではRareについても「将来はCall of Dutyの支援チームとして、Activisionが関わるほかのスタジオと同じ道を進むのではないか」と懸念する声が出ています。現時点で、RareがCall of DutyやHaloの支援に回ると決まったわけではありません。

ファンが懸念するActivisionの方針

ファンの不安の背景には、Activisionに対するこれまでの批判もあります。同社はゲーム内課金の過度な重視、生成AIの利用、Call of Dutyシリーズの展開過多などを批判されてきました。シリーズの供給が続きすぎたことで、プレイヤーの関心が薄れたと見る向きもあり、同じような問題が本作にも及ぶのではないかと心配されています。

Redditでは、ActivisionによるCall of Dutyの扱いを引き合いに出し、「これまでのやり方を見る限り、今回の変更が良い結果につながるとは思えない」とする意見も投稿されました。別の投稿者は、長年のCall of Dutyファンであることを明かしたうえで、Activisionについて「大量解雇やAI、過剰なマイクロトランザクションなどが、過去の実績から見て今後起きるだろう」と厳しく批判しています。

Rare独自の新作を望む声も

一方で、Rareがスタジオの歴史に合った作品を手がけられる可能性に期待するファンもいます。Rareはかつてプラットフォーマーを数多く開発してきたため、新たなCrash BandicootやBanjo-Kazooieに取り組んでほしいという意見が挙がっています。ただし、ActivisionがRareにどのような役割を与えるのか、独自タイトルの開発を許可するのかについて、公式に説明された内容はありません。

また、Rareが今回、Xboxのほかのスタジオのように閉鎖や売却の対象にならなかった点を肯定的に受け止めるファンもいます。Rareは1990年代から2000年代にかけて大きな成功を収めた一方、2010年代前半にはMicrosoftからKinect関連の開発を割り当てられ、スタジオの時間や才能が適切に使われていないと批判されました。その後、本作によって大きな成功を収めましたが、それ以外では目立った成果が少ない状態が続いていました。

Everwild中止後の判断にも影響か

Rareは別の作品Everwildを約10年にわたって開発していましたが、プロジェクトは前年に中止されています。開発は思うように進まず、一般公開された情報も少なかったため、この中止が今後のスタジオの扱いに影響する可能性があります。

今後、Rareに独自ゲームを作る機会が与えられるのか、それともCall of DutyやHaloを支援するスタジオとして運営されるのかは不明です。今回の再編が本作やRareに与える実際の影響を判断できるまでには、数年かかるとみられています。