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The Game Awards 2026、GOTY候補はResident Evil Requiemが先行もGrand Theft Auto 6が最大の本命

2026年09月23日 | #ゲーム紹介 | Polygon

The Game Awards 2026、GOTY候補はResident Evil Requiemが先行もGrand Theft Auto 6が最大の本命

The Game Awards 2026のGame of the Year(GOTY)部門は、現時点でResident Evil Requiemが先頭を走っています。批評面と受賞傾向の両方で強みを持つ一方、Grand Theft Auto 6が資格対象期間に間に合えば、勢力図を一気に塗り替える可能性があります。原文筆者は、現段階の有力候補6本に加え、今後の発売作や伏兵も含めてレースを予想しています。

GOTY候補を左右する評価基準

第13回となる今回の授賞式は12月10日に予定されています。GOTYの候補作は毎年6本で、以下の予想はすでに発売された作品、またはレビュー用に提供された作品を対象にしたものです。今後、新作の発売に合わせて順位は変動するとされています。

投票には国際的なゲームメディア関係者が参加し、ファン投票の比率は10%です。原文筆者は過去の傾向から、Metacriticで90点以上、あるいはそれに近い高評価を得ていること、RPGやアクションアドベンチャーであること、物語性が強いことが重要だと分析しています。一方、インディー作品やマルチプレイ作品は、AAA級のシングルプレイ作品よりも評価を得にくい傾向があるとのことです。

この見方をもとに、原文筆者は前年のClair Obscur: Expedition 33や2024年のAstro Botの受賞を予想し、2025年にはGOTY候補6本すべてを的中させたとしています。ただし、映画と違ってゲームは発売されるまで完成度や話題性を見極めにくく、発売延期も多いため、発売前の有力視だけで結果を断定することはできません。

現時点の有力候補6本

1位はResident Evil Requiemです。シリーズは2019年以降、The Game AwardsのGOTYに3度ノミネートされており、本作はリメイク作品が持つファンへの訴求力と、新作ならではの新鮮さを組み合わせています。原文筆者は、両者のゲームプレイをうまく融合し、映像面の完成度、遊びやすさ、スリル、世界規模の訴求力を備えた作品だと評価しています。

弱点は、MetacriticとOpenCriticのスコアが80点台後半にとどまり、GOTYの本命としてはわずかに物足りない点です。それでも、今年発売された他作品が次々に競争から後退しているため、現時点では批評的評価とGOTY向きのジャンル特性を最もバランスよく満たす作品とされています。Grand Theft Auto 6が登場するまでは首位を維持する見込みで、ノミネートは確実視されています。

2位はFire Emblem: Fortune's Weaveです。Metacriticで89点を獲得し、長く続くシリーズの中でも、強い物語と洗練された戦闘を大規模な舞台で両立した点が評価されています。Metaphor: ReFantazioのような日本製RPGへの評価がThe Game Awardsで高まりつつあることや、Fire Emblem: Three HousesがPlayer's Voice部門で予想外の受賞を果たしたことも追い風です。

ただし、Fire Emblem作品はこれまでSim/Strategy部門で評価されることが多く、GOTY部門とは縁がありませんでした。ノミネートされれば、戦略ゲームとして初めてGOTY候補に入ることになります。また、Nintendo作品として、The Legend of Zelda: Ocarina of Timeのリメイクに注目を奪われる可能性もあります。9月発売作が集中する中で初動の好意的な反応を保ち、順位を上げたとされています。

3位は007 First Lightです。IO InteractiveによるJames Bond作品で、Metacriticのスコアは87点でした。映画的で洗練されたアクションアドベンチャーは投票者に好まれやすく、Hitmanで知られる同スタジオの「ソーシャルステルス」要素も独自性として働いています。

一方、ライセンス作品がGOTYにノミネートされる例は非常に少なく、商業性を強めた方向転換に不満を示す批評家もいました。Marvel's Wolverineが低評価と悪い評判によって候補から脱落したため、アクションアドベンチャー部門での競争は弱まり、本作が浮上しています。ただし、Control Resonantがプレイヤーから強く支持されれば、順位を逆転される可能性があります。

4位はControl Resonantです。Remedy Entertainmentは、映画的で大衆性のあるアクションアドベンチャーを手がけながら、独立系スタジオらしい個性も保っていると原文筆者は分析しています。前作ControlとAlan Wake 2はいずれもGOTY候補になっており、開発会社そのものが授賞式で一定の存在感を持っています。

ただし、本作はタイトなシューターからオープンワールドのアクションRPGへと方向性を変え、反応が分かれました。Metacriticでは前作の82点を上回る84点ですが、続編として驚きが薄れたこともあり、評判の熱量は前作ほど高くないとされています。レビュー解禁と発売の間にある現段階では、プレイヤーからどのような反応が出て、議論を生み出せるかが重要です。

5位はBig Walkです。House Houseの協力型パズルアドベンチャーで、Metacriticはこのリストで最高となる91点です。同スタジオはUntitled Goose Gameで2019年のGOTY候補となり、DICEでは総合賞も獲得しました。協力プレイ作品ではIt Takes Twoが2021年にGOTYを受賞しており、投票者が実際に仲間と遊んで楽しめる点も強みです。

ただし、友人たちと一緒に遊ぶことが前提のオンライン作品であるため、投票者全員が十分な時間と人数を確保して体験できるとは限りません。インディー作品としては現在も最有力ですが、今年はインディー作品がGOTY争いに食い込めておらず、販売実績があっても話題を長く維持できるかは不透明です。

6位はCrimson Desertです。広大な規模、豊富な要素、高い技術的完成度を持つアクションRPGで、The Game Awardsが好むタイプの作品だとされています。世界的に好調な販売を記録し、Black Myth: WukongやKingdom Come: Deliverance 2をGOTY候補へ押し上げた、熱心なファンを持つ「アウトサイダーAAA」の立ち位置にもあります。

しかし、Metacriticは77点で、GOTY候補に選ばれた作品としては前例のない低さです。批評家からは物語とゲームデザインを含む複数の弱点を指摘されており、投票者が重視する要素で苦戦しています。The Blood of Dawnwalkerの評価が期待ほど伸びなかったため、現時点ではなお同タイプの作品の先頭にいますが、Phantom Blade ZeroやDawnwalkerに追い抜かれる可能性が高い位置です。

伏兵として残る作品

The Blood of Dawnwalkerは、The Witcher 3の主要スタッフが関わる吸血鬼RPGです。発売時の評価はやや期待を下回り、前作の影に隠れているとされますが、Best Narrative部門では有力で、GOTY向きの要素も多い作品です。Crimson Desertを押し出す候補として名前が挙がっています。

Star Wars Zero Companyは、戦略ゲームがGOTY候補に入ること自体が珍しい中、2本目の戦略作品として注目されています。Bit Reactorのタクティクスゲームを継続して遊んだプレイヤーは一様に高く評価しており、投票者の中に強力な支持者が生まれる可能性があります。

Pragmataは、Capcomによる昔ながらの雰囲気を持つSFアクションゲームです。独自性のあるゲームプレイと好意的な反応があり、候補の隙を突ける作品とされています。Yacht ClubのMina the Hollowerは、ニッチでレトロな作風と高い難度が壁になるものの、批評家からの評価は非常に高く、Big Walkに代わるインディー枠として滑り込む可能性があります。

Pokémon Pokopiaもレビューの評価だけを見ればノミネート級ですが、ライフシムであることや、ポケモン作品であることから、一般的なGOTY像には当てはまりにくいと分析されています。ジャンルの慣例が評価をどこまで左右するかが焦点になります。

今後発売される最大の候補

最大の注目作はGrand Theft Auto 6です。原文筆者は現時点でGOTYの本命と見ていますが、The Game Awardsの資格締切のわずか数日前に発売される予定であるため、審査員が実際にプレイして検討する時間が十分にあるかが問題になります。発売日に間に合えば、現在の予想順位を大きく変える存在です。

The Legend of Zelda: Ocarina of Timeは、リメイク作品がGOTYに選ばれにくいという傾向を覆す可能性があります。多くの人が史上最高のゲームの1本と考える作品をNintendoが大規模に再構築するため、例外的に評価されるのではないかとされています。

Phantom Blade Zeroは、Crimson DesertとThe Blood of Dawnwalkerの勢いが弱まる中で、アクションRPGを支持する層から期待されています。Gears of War: E-Dayも、2026年の主流アクションゲームやシューターが相次いで競争から離れたことで、意外な候補に入る余地が残っています。

FromSoftwareのSwitch 2向けマルチプレイ作品The Duskbloodsは、2026年発売予定が維持されれば最大級の伏兵です。ただし、ベータテストが難しい結果に終わったことで、2027年への延期、または資格期間への不参加となる可能性も指摘されています。現段階では、発売できるかどうかそのものがGOTY争いの前提になります。