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Banjo: Recompiled開発者は、AI製『Banjo-Tooie』移植を「敬意を欠く」と批判しました

2026年10月04日 | #その他 | VGC

Banjo: Recompiled開発者は、AI製『Banjo-Tooie』移植を「敬意を欠く」と批判しました

DarioSamo氏は、AIを使って作られた『Banjo-Tooie』の非公式PC移植について、自身のチームの成果を利用した制作は「非常に失礼」で、「底辺への競争」だと批判しました。移植チームとの関係も否定し、同チームが掲げるAI不使用の方針を改めて示しています。

AI製移植はチームと無関係と説明

DarioSamo氏はXで、新たに登場した『Banjo-Tooie』のrecompについて「私たちとは無関係」と説明しました。同氏によると、この移植は自身のチームなどが作ったツールを使い、AIを適用して短期間で仕上げたものです。

同氏は、YouTubeチャンネルVideo Game Esotericaの動画で、Banjo: Recompiledのチームが移植に関わっていないことが明確にされていないとして、同チャンネルの報道を批判しました。こうした報道はコミュニティに悪影響を与え、開発者が注目を集めるためだけにプロジェクトを次々と作る状況を招く、と述べています。

DarioSamo氏は、Banjo: RecompiledとZelda: RecompiledはAIを使わない方針を明確にしており、これまで開発にAIを使ったことはなく、今後も使わないと表明しました。以前から『Banjo-Tooie』の移植に関心を示しているものの、適切な移植には手間と時間が必要だとしています。フレームワークやレンダラー、ゲームの解析に費やした人間の作業をAIに使わせることは「非常に失礼」だと批判しました。

同氏はAIの是非を議論するつもりはないとも述べています。Xでは「集団精神異常」が続いているとして、同プラットフォームの利用をほぼやめたと説明。AIを使う開発者が自身らの成果をまねても、同じ水準の品質に届いていないことが、同氏にとっては十分な判断材料だとしています。

デコンパイルとrecompの違い

Banjo: Recompiledは、ファン開発者がN64版Banjo-Kazooieを解析し、2024年に読めるコードへ再構築した成果を基に作られました。こうした手法はデコンパイルと呼ばれます。記事によると、流出データや著作権保護された素材を使わず、プレイヤーが正規に入手したROMを用意する方式で行われています。

この方法で作られたBanjo: Recompiledは、120fpsを超える表示やウルトラワイド対応、ユーザー制作MODなどを備えています。一方、recompは機械語を動作するネイティブコードへ変換する手法で、AIツールを使えばデコンパイルより短期間で移植できる場合があります。ただし、recompにはMODを追加しにくくなるといった問題があるとの指摘もあります。