Gardens Interactive、新作のために累計7000万ドル超を調達
JourneyやWhat Remains of Edith Finchに携わったデザイナー、Chris Bellが手がける新作を開発するGardens Interactiveが、これまでに7000万ドル超を調達しました。今回の資金調達では3500万ドル超を得ており、同作はプレイヤー同士の出会いが物語を生み出す、共有型のファンタジーアドベンチャーです。
シリーズBで3500万ドル超を調達
カリフォルニア州を拠点とするGardens Interactiveは、Lightspeed Venture Partners主導のシリーズB資金調達で3500万ドル超を獲得しました。これにより、調達額の総計は7000万ドルを超えました。
今回の調達には、Zenith Capital、Sequoia Capital、Index Ventures、Accel、Eric Schmidt氏のInnovation Endeavors、Bayshoreのほか、Slackの元CEOであるStewart Butterfield氏らが参加しています。Zenith Capitalは、ZeniMaxとBethesdaの共同創業者Robert Altman氏の息子、James Altman氏が設立した投資会社です。
故・任天堂社長の山内溥氏のファミリーオフィスも再出資しました。同ファミリーオフィスは2023年のシリーズAにも参加しています。
プレイヤーの行動が世界に残る「ストランドボックス」
Gardens Interactiveの新作は、スタジオが「ストランドボックス」と呼ぶ共有型のファンタジーアドベンチャーです。デザイナーのChris Bell氏は、プレイヤーが変化し続ける世界で偶然出会い、神話や謎、魔法に満ちた物語を紡ぐゲームだと説明しています。
Bell氏によると、ストランドボックスとは、プレイヤーの行動が世界に残り、後から訪れた人にも影響するサンドボックスです。ほかのプレイヤーと直接会わなくても行動の結果を感じられ、さまざまな形でプレイヤー同士のつながりを深められるといいます。
プレイヤーは、地平線の先へ誘うような開放的で変化し続ける世界を探索します。Bell氏は、目の前にいる人だけでなく、数日前にその場を通った人の行動の影響も感じられる「記憶が響き渡る世界」だと表現しました。
『Death Stranding』などから影響
Bell氏は、Kojima ProductionsのDeath Strandingが新作に大きな影響を与えたと語りました。ほかに、GTAのロールプレイ、Arc Raiders、Peak、Big Walkも参考にしたとのことです。スタジオは、これらの作品のファンにクローズドのプレアルファテストへの登録を呼びかけています。
投資に参加したZenith CapitalのJames Altman氏は、新作を「めったにない作品」と評し、業界の新たな基準を作るインディースタジオになると期待を寄せました。ソーシャル要素を掲げるスタジオは多い一方、実際にゲームを遊んだ際、見知らぬ2人が出会い、そのうち1人の選択によって後から訪れる人にとって世界が変わるという物語が自然に生まれた、と説明しています。