『ファイナルファンタジー17』の舞台候補8選、惑星を巡る宇宙旅行を提案
2026年10月12日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
『ファイナルファンタジー17』では、どんな世界が冒険の舞台になるのでしょうか。海の底や地下世界、現実の街並みなど、シリーズの次回作で見てみたい8つの環境を紹介します。なかでも、惑星ごとに異なる世界を巡る宇宙旅行が提案されています。
FF17で見てみたい8つの舞台
8. 謎に満ちた海の世界
ファイナルファンタジーには、異世界や広大な砂漠など、驚きと恐ろしさを感じさせる舞台が登場してきました。一方で、海を中心にした世界は、まだ本格的に描かれていません。ファイナルファンタジーXにも島や海の印象はありますが、ここで想定されているのは、明るいリゾート風の世界ではなく、海の深みを探索する冒険です。
物語の舞台を海中に限定すれば、未知の環境や生き物をいくらでも描けます。異星人や、宇宙的な恐怖を感じさせる脅威を登場させたり、独特な移動手段を考案したりすることもできるでしょう。水を中心にした環境の魅力はClair Obscur: Expedition 33でも示されており、似た印象になる可能性はありますが、工夫次第で忘れがたい作品になるという期待が寄せられています。
7. 雲の上に築かれた山岳社会
多くのファイナルファンタジー作品には山岳地帯が登場しますが、雲の上を主な舞台にした作品はまだありません。地上が謎に包まれた世界で、トラムのような交通手段を使いながら、山から山へと旅をする構想です。
険しく土の匂いがする世界を描けば、大規模な洞窟や謎めいたトンネルも冒険の場になります。地上は地獄のような場所だという噂を確かめるため、禁じられた旅に出る展開も考えられます。そして実際に地上を訪れたことで、それまで知らされていた世界の姿が覆るかもしれません。
ファイナルファンタジーXIIIにも似た要素はありましたが、筆者は世界の雰囲気が散漫で、作品が目指したテーマも描ききれていなかったと評価しています。売上は非常に好調だったものの、山岳社会を軸に据えた作品には、まだ別の可能性があるという見方です。
6. サイバーパンクとファンタジーの融合
ファイナルファンタジーは未来的な世界やサイバーパンク風の要素を取り入れてきましたが、未来社会を全面的に描いた作品はありません。魔法や召喚獣と、未来的な世界を組み合わせれば、シリーズならではの作品になる可能性があります。ジャンルの変化に感じる人もいるでしょうが、ファイナルファンタジーは長い間、未来的な舞台を取り入れてきました。ファイナルファンタジーXVIはその流れとは異なる作品です。
仮想現実や、肉体と精神の両方に及ぶ過激な人体実験など、題材の幅も広がります。一般的なサイバーパンク作品の設定に縛られず、魔法や召喚獣をおなじみの要素と組み合わせれば、一見すると盛り込みすぎに思える構想にも、掘り下げる価値がありそうです。
5. 現実世界に溶け込むファンタジー
ニューヨークの街をトンベリが歩く姿を想像すると、少し滑稽に感じるかもしれません。しかし、現実世界を舞台にするファイナルファンタジーには、大きな可能性があります。
ファイナルファンタジーXVは「現実に基づいたファンタジー」を掲げていましたが、筆者はその世界を、魔物や空飛ぶ騎士、ロボット軍団が広がる退屈なものと捉えています。狙っていたはずの現実感は十分に伝わらず、機会を逃したと評価しています。
筆者がイメージするのは、ファイナルファンタジーVIIIのデルリンシティのような雰囲気です。特に物語の前半には、地に足のついた現実的な印象がありました。その方向性をさらに進め、名探偵ピカチュウのように、モーグリやサボテンダーなどを現実の世界に溶け込ませる構想です。召喚獣を軍が大量破壊兵器として利用する展開も考えられますが、その場合は銃と剣の力関係をうまく整える必要があります。
4. FF Versus XIIIの構想を復活
ファイナルファンタジー ヴェルサスXIIIは、約10年にわたりゲーム業界の大きな話題でした。構想は再編されてファイナルファンタジーXVになりましたが、当初のビジョンは失われたと筆者は見ています。登場人物やノクティスの技には一部の要素が残ったものの、作品全体の雰囲気は変わりました。筆者はまた、野村哲也が長年、キングダム ハーツシリーズの中でこの作品を再構築しようとしてきたと述べていますが、ファイナルファンタジー作品としての当初の構想は遠のいたとしています。
それでも、スクウェア・エニックスが当初の構想を復活させることはできないのでしょうか。初期トレーラーに描かれた、暗く退廃的な都市は今も強く印象に残っています。ファイナルファンタジーXVではその雰囲気を活かしきれなかったと筆者は感じており、暗い都市を主役にしたファイナルファンタジーには、まだ開拓の余地があると考えています。ミッドガルが近い例ですが、ヴェルサスXIIIの映像には、言葉では説明しにくく、感覚に訴える独自の魅力がありました。その魅力を中心に据えれば、優れた作品が生まれるかもしれません。
3. 魔法の存在を発見する文明
ファイナルファンタジーでは、世界の始まりに関わる古代文明が発見されることがあります。では、魔法や召喚獣がすでに存在する世界ではなく、人々がそれらの存在をこれから知る世界を描いたらどうでしょうか。
ゲームの序盤は、魔法が使えないことで遊びの幅が限られるかもしれません。しかし物語では、人々が魔法や召喚獣、シリーズを象徴する要素を発見していく過程を描けます。魔法の存在が世に知られたことで、その力を巡る戦争が起きたり、召喚獣と結びついた人々が神や選ばれし者として扱われたりする展開も考えられます。
すでに長い歴史を持つ文明から始めるのではなく、まだ形作られていない文明を体験できれば、新鮮な物語になるでしょう。
2. 地下に広がる世界
評判の芳しくないブレス オブ ファイアVを除けば、地下都市を中心に据えたゲームはほとんどありません。ファイナルファンタジーがこの舞台を選べば、地球の中心には何があるのかという問いから、際限なく世界を想像できます。ひとつ確かなのは、見上げても空がないことです。
地上の空がないという制約はありますが、それ以外は自由に考えられます。スカイリムの洞窟の奥に広がるブラックリーチのような、印象的な環境を思い浮かべてみてください。地下都市も、奇妙で美しい場所にできます。洞窟やトンネルに、見たことのない鉱物や構造物を配し、シリーズに登場していない敵を配置することも可能です。作品全体を空のない世界で描くのは難しいでしょうが、地下を舞台にすることで生まれる創造の余地は大きいと筆者は考えています。
1. 惑星を巡る宇宙の旅
ファイナルファンタジーVIIIでは宇宙を訪れる場面がありましたが、宇宙を旅する作品はまだありません。スターオーシャンが宇宙を舞台にしていますが、筆者には別物に感じられ、少し軽い作風で、ファイナルファンタジーらしさが薄いといいます。複数の惑星を旅し、それぞれが異なるファイナルファンタジー作品のような世界だったらどうでしょうか。
ある惑星は過去の時代にとどまり、別の惑星は完全な未来社会で、さらに別の惑星は森に覆われている。宇宙を新たな舞台にすれば、さまざまな世界を1作に盛り込めます。実現には大きな労力が必要ですが、スクウェア・エニックスには予算も、それを形にする人材もあると筆者は述べています。
各惑星に固有の召喚獣や、サイドクエストを通じて語られる物語を用意し、仲間を迎えることもできます。実現の可能性は高くないものの、シリーズ17作目に大きなインパクトを与える構想です。