『CoD: Modern Warfare 4』のナラティブディレクター、映画『Sicario』を物語の基準の一つに挙げる
2026年10月17日 | #その他 | GamesRadar+
Infinity Wardの『Call of Duty: Modern Warfare 4』でナラティブディレクターを務めるJeff Negus氏が、本作の雰囲気や物語を作るうえで参照している映画について、GamesRadar+に語りました。同氏が真っ先に挙げたのは、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『Sicario』です。発売は10月23日で、あと1週間に迫っています。
「Sicarioならこうするか」を常に確認
Negus氏は、トーンや雰囲気の拠り所となる作品を問われ、「Sicarioは常に照らし合わせている作品です」と答えています。制作中は「Sicarioならこれをやるか。やるならどうやるか」という2点を自問しているとのことです。
理由について同氏は、この映画が目の前で起きているような生々しさと現実味のある体験を描き、道徳が灰色であるところに魅力を感じていると説明しました。「自分は正しいことをしているのか、そもそもここに正しいことなどあるのか」と迷う感覚が重要だという趣旨です。
『Sicario』は、FBIの捜査チームがメキシコの麻薬カルテルの凶暴な首領を追う物語です。米国がアメリカとメキシコにまたがる組織犯罪や違法薬物取引の構造にどう関わっているかも描かれ、簡単な答えのない世界が舞台になっています。
『Modern Warfare 4』の物語と他の参照作品
『Modern Warfare 4』の物語は、北朝鮮からの侵攻に対して韓国が自国を守ろうとする内容です。原文筆者は、『Sicario』とは背景が異なるものの、地政学的な思惑や政府の介入、困難な状況で何が最善かといったテーマを扱う余地は十分にあるとの見方を示しています。
Negus氏は、Infinity Wardのチームが参考にしている、より軍事色の強い作品として『Black Hawk Down』と『Zero Dark Thirty』も挙げました。さらに「John Wickもこの作品にはっきり影響しています」とも明かしています。
同氏によると、最大の難しさは参照元を見つけることそのものではなく、それらの要素を同じ物語の一部として違和感なくまとめることだといいます。