← 最新記事一覧

Rockstar共同創設者Dan Houser氏、『GTA: Vice City』の脚本は「ひどい出来」だがRay Liotta氏が良く聞かせてくれたと語る

2026年10月17日 | #その他 | GamesRadar+

Rockstar共同創設者Dan Houser氏、『GTA: Vice City』の脚本は「ひどい出来」だがRay Liotta氏が良く聞かせてくれたと語る

Rockstar Gamesの共同創設者で元リードライターのDan Houser氏が、『GTA: Vice City』の主人公トミー・ヴァーセッティを演じたRay Liotta氏について語りました。Houser氏は自身の脚本を「ひどい」と評したうえで、Liotta氏の演技が脚本をよく聞かせてくれたと振り返っています。

「ひどい脚本」を良く聞かせた演技

Houser氏は、『Something Wild』や『グッドフェローズ』で知られる名優Liotta氏との仕事について尋ねられ、「自分の脚本はひどいもので、彼がそれを良く聞こえるようにしてくれた」と答えました。

続けて、優れた俳優は誰でも同じことをすると説明しています。俳優は脚本に書かれていないものを見つけ出す存在で、演技は特殊ですが芸術だというのがHouser氏の考えです。うまい俳優は、そこそこの俳優よりはるかに優れているとも述べました。そこそこの俳優であれば、キャラクターについてHouser氏の頭の中にあるものは理解してくれます。しかし最高の俳優はそのさらに上を行き、Liotta氏は間違いなくそれを実現したといいます。

Houser氏は「彼はトミーに本物らしさをもたらしてくれました。ほかの誰かでは、それを見つけるのに苦労したと思います」とも話しています。

起用の経緯と収録の様子

Houser氏によると、起用のきっかけはRockstarがLiotta氏のエージェントに連絡を取ったことでした。約4日分の仕事に対して「まとまった額の報酬」を提示したといいます。収録の前夜にLiotta氏と夕食をともにし、翌日からニューヨークで2日間の収録を行ったそうです。

その数カ月後、ゲームの発売が近づいた時期に、Houser氏はロサンゼルスを訪れて追加のセリフを収録しました。Houser氏は、初日のLiotta氏はあまり乗り気には見えなかったものの、翌日には約5時間で残りをすべて収録し終えたと明かしています。

現在のGTAと著名人起用

『Grand Theft Auto』シリーズは、『GTA 6』の豪華なサウンドトラックのように、現在では著名人の参加が珍しくありません。そうしたなかで、20年以上前にLiotta氏が主人公を務めたことは大きな出来事でした。