『ReVamp』のSteamプレイテストが延期、Digital SunがAIによる模倣を懸念し10月29日からDiscordで限定実施
2026年10月20日 | #発売情報 | Eurogamer
『Moonlighter』や『Cataclismo』で知られるインディースタジオのDigital Sunが、新作『ReVamp』のSteamでのプレイテストを延期しました。同社は「ゲームがリバースエンジニアリングされ、オリジナルの発売前にクローンが公開される」ことへの懸念を理由に挙げています。『ReVamp』の正式発売は2027年3月25日の予定です。
まずはDiscordで限定的に実施
『ReVamp』は吸血鬼を題材にした「Tower Defensevania」と称される作品で、当初は今月末ごろにプレイテストを行う予定でした。しかし、生成AIを使って過去作や未発売のゲームを複製する動きが出ていることから、スタジオは方針を見直しました。
Digital SunはSteamの公式ブログで、「多くの方が『ReVamp』の最初のプレイテストにSteamで登録してくれました(ありがとうございます)。ただ、まずはDiscordでより限定的な形で始め、一般向けのプレイテストは少し後にすることにしました」と説明しています。同社は、発売の数か月前に数万人のプレイヤーへビルドを配布することは「リスクが大きすぎる」と判断したとのことです。
最初のプレイテストは、10月29日からDiscordを通じて順次参加者を受け入れる形で進められます。スタジオは「すぐに参加できなかった方も、ぜひDiscordで『ReVamp』の話題に加わってください。参加できる人数は順次増やしていきます。一般向けのプレイテストは1月ごろの開始を目指しています。Steamで参加を申し込んでくれたみなさん、予定を変更することになり申し訳ありません。お待ちいただきありがとうございます」とコメントしました。
広がるAIへの警戒
生成AIへの対応に迫られているのはDigital Sunだけではありません。Alliance Artsは、アニメ調のロシアンルーレットゲーム『Drunken Goddess Reflux』について、Steam Next Festのデモ配信を中止しました。同社は先週、「デモの内容をもとに、AIなどのツールで本作の見せ方やゲームプレイを模倣した作品が短期間で作られ、本作の発売前に公開されるおそれがある」と懸念を示しています。
Eurogamerによると、Steam Next Fest 2026も生成AIの影響を受けており、本来は新しいゲームと出会える場であるこのイベントに影を落とす可能性があるとのことです。また、Xbox側が生成AIによるゲーム制作に関わるとみられる部署の新設を発表したことも、業界の動きの一例として紹介されています。