『Romancing Saga 3: Destinies United』のひらめきシステムが戦闘を変える、シリーズ未経験の筆者が体験
2026年10月30日 | #レビュー | GamesRadar+
シリーズ未経験で、もともと興味の薄かった筆者が、ニューヨーク・コミコンのプレビューイベントで戦闘中心のパートを短時間プレイしました。その結果、『Romancing Saga 3: Destinies United』の戦闘に引き込まれ、仲間たちとの再会を心待ちにするようになったといいます。決め手は、戦闘中に新しい技を思いつく「Glimmer」システムです。なお本記事はレビューではなく、短いハンズオンに基づく印象です。スコアは付いていません。
本作は1995年発売のJRPGを3Dでリメイクしたタイトルです。開発はXeen、発売元はSquare Enixで、対応機種はPC、PS5、Xbox Series X、Switch 2、Switchです。発売日は2027年2月16日です。
筆者の前提と体験したパーティ
筆者はSagaシリーズに詳しくなく、これまでは外から眺めるだけで、本作も遠くから見ているつもりだったそうです。ところがイベントで、いきなり戦闘重視の場面に放り込まれました。パーティは、リーダーのKhalid、巨大な槍を持つ妖精のPeony、覆面をしたヒーロー風の人物、そして筆者のお気に入りという眉毛の濃い雪だるまのFlurryです。
現代的な流れの中に潜むGlimmer
戦闘の流れは、現代のターン制RPGの形に近いものです。フィールド上の敵に先に攻撃を当てて有利を取り、そのままターン制の戦闘に移ります。筆者は何度も見てきた仕組みだと感じましたが、本作には1つ見逃せない工夫がありました。
それがGlimmerです。技の横に電球のマークが出ると、その技を上位の技に変化させられる可能性があります。たとえばPeonyの槍攻撃をひらめかせると、突きを即興でアレンジしたGiant Swingという新技になり、ほかの技と並んで使えるようになりました。
武器によってひらめける魔法や技は決まっています。体験版では武器を替える余裕がなかったものの、筆者は試せる幅が大きそうだと見ています。
当たりを引くような高揚感
筆者はGlimmerを、スロットのレバーを引く感覚に例えています。弱点を突く堅実な戦い方を選ぶか、運に賭けるかという選択です。技を入れるスロットには数に限りがあるため、いつまでも続けられるわけではありません。それでも、新しい技が出るかもしれないという期待で、筆者は「もっと運を試したくなる」ほど夢中になりました。
戦闘は敵を倒すだけでなく、全員の技スロットを新しい技で埋めていく作業にもなります。連続攻撃や範囲爆発、雷のキックなど、パーティが強くなるにつれて技が増えていきました。電球が次々に現れ、手持ちの選択肢を出し惜しみせず試せたそうです。
この仕組みは、ありふれた戦闘にも発見の感覚をもたらします。製品版でこの感覚がどこまで続くかは分からないと筆者は断りつつ、体験中は普通の戦闘が刺激的になったと述べています。ホーンセクションが張り切るキャッチーな戦闘曲も、気分を盛り上げたようです。
分かりやすい陣形とボス戦
メニューからはパーティの陣形を変更でき、陣形ごとに能力が変わります。Speculationは三角形の陣形で、前列3人の近接攻撃力が上がります。Whirlwindは全員の速度が上がり、行動順が早くなります。あらかじめ決まった陣形なので一目で効果が分かり、試しやすいと筆者は評価しています。
ダンジョンを進んだ先では、巨大なドラゴンのボス、Gwayneが待っていました。筆者はダンジョンで集めて磨いた技を総動員し、弱点を探りながら攻撃を重ねます。戦いが続くと、画面下部のオーバードライブゲージがたまっていきました。満タンになると、複数のキャラクターの攻撃をつなげて大ダメージを与えるUnited Attackを使えます。筆者は、本作の仕組みを理解したと思うたびに新しい要素が加わったと振り返っています。
あらゆる手段でGwayneを追い詰めたところで、体験版は終了しました。竜を倒すところまでは届かなかったものの、筆者は個性的な仲間たちとの再会を楽しみにしており、旅の途中でさらに仲間が増えることにも期待しています。