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Yacht Club Games、『Mina the Hollower』の売れ行きで当面の経営は安定と明かす 開発陣の多くは新作3Dゲームに取り組み中

2026年10月31日 | #その他 | Eurogamer

Yacht Club Games、『Mina the Hollower』の売れ行きで当面の経営は安定と明かす 開発陣の多くは新作3Dゲームに取り組み中

Yacht Club Gamesが、『Mina the Hollower』の販売が好調だったことを受け、スタジオの大半が新作の3Dゲームを開発中であることを明らかにしました。『Shovel Knight』の3D作品である可能性も取り沙汰されています。

『Mina the Hollower』で経営は「今のところ」安定

Yacht Club Gamesは、今年発売したオールドスクール調のアドベンチャーゲーム『Mina the Hollower』について、発売前から同スタジオにとって「成否を分ける」作品だと位置づけていました。世界的なパンデミックと、複数プロジェクトを同時に手がけるスタジオへの転換を試みて失敗したことで、厳しい状況に置かれていたようです。

今回、Redditで行われた質疑応答の中で、同作がスタジオに経済的な安定をもたらしたのかと問われたSean Velasco氏は、「yes… for now!」(はい、今のところは)と答えました。『Mina the Hollower』は発売から最初の2週間で50万本以上を売り上げており、開発陣がかつて目標としていた100万本にも向かっているとされています。

発売後の追加要素は準備中

『Shovel Knight』が長年にわたって展開してきたDLCやスピンオフ、続編については、当面は語る段階にないとのことです。一方で『Mina the Hollower』を放置するわけではなく、開発陣は「発売後の追加機能に取り組んでいる」と述べています。具体的には、ランダマイザーオプションの拡張、敵やボスのランダム化、より多くのモディファイア、スピードランナー向け機能などが挙げられ、ゲーム内でさらに多くのことができるようにしていくとしています。

新作3Dゲームは「すごいものになる」

未発表の3D版『Shovel Knight』について別のファンから質問が寄せられた際には、Alec Faulkner氏が回答しました。Velasco氏は以前Bloombergに対し、この3D作品は半分ほど完成していたものの、スタジオ全体が『Mina the Hollower』に集中するために開発を中断し、1作品に注力する体制へ戻ったと語っています。

Faulkner氏は『Shovel Knight 3D』だと認めるところまでは踏み込まず、「現在、私たちの大半は3Dゲームに取り組んでいます」と述べるにとどめました。さらに「これ以上は言いません。ただ、とてつもなくすごいものになります」とも付け加えています。

共同創業者が語る教訓

共同創業者のNick Wozniac氏は、スタジオの現状と、チームを二分したことがおそらく誤りだった理由にも触れました。同氏は、会社を支えるのは売上であり、さらなる売上を望むのは(ほぼ)欲からではなく、一緒に開発を続けて良いゲームを作り、その成果を得るためだと説明しています。

そのうえで、現在は問題なく運営できており、今回の開発を通じて多くを学んだと述べました。最大の学びは、チームを密にまとめて集中させたことが『Mina the Hollower』の成功につながったという点だといいます。2本のゲームのためにチームを分けたことは、ずっと前に是正できたはずだったとしながらも、今の状況に至ったことを喜んでいると語りました。得た教訓を今後に生かしたいとしています。

なお、Eurogamerは『Mina the Hollower』のレビューで5つ星の評価を与え、「偉大な作品群に着想を得たアドベンチャー」と評しています。