Newzooの集計で『Tomodachi Life: Living the Dream』が2026年1〜9月の欧米6市場の新作売上3位に
ゲーム市場分析企業Newzooが9月のランキング更新で、Switch向けの『Tomodachi Life: Living the Dream』が2026年1月から9月の新作として、欧米6市場の売上で3位になったと伝えました。Polygonはこの結果を、Nintendo UKが公開した広告で同作が大きく扱われた理由と結び付けて紹介しています。
欧米6市場で『Resident Evil Requiem』などを上回る
Newzooの集計対象は、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの6市場です。この期間の新作の売上で、『Tomodachi Life: Living the Dream』は3位に入りました。『Resident Evil Requiem』『Pokémon Pokopia』『Crimson Desert』『Forza Horizon 6』より多くの売上を生んでいます。
1カ月前の集計では首位でした。9月に発売されたFCとNBAの新作スポーツタイトルに抜かれ、3位になったとのことです。
同作は4月に初代Switch向けに発売されました。現時点ではSwitch 2 Editionも出ていません。任天堂は8月に、6月末までの販売本数が800万本に達したと発表しています。
広告「Back to Me」が示したもの
Nintendo UKは今週、「Back to Me」と題した広告を公開しました。落ち込んだ様子の大学生が実家に電話をかける場面から始まります。恋人と別れたばかりのようで、父親から家族での食事に誘われます。列車の中では『The Legend of Zelda: Ocarina of Time』を遊んでいます。
その後、青年は妹と一緒に、『Tomodachi Life: Living the Dream』で父親のMiiを作ります。元気を取り戻して大学に戻り、GameChatで妹とこのゲームをさらに楽しむ、という流れです。
Polygonの筆者は、この広告について、2023年に『The Legend of Zelda: Tears of the Kingdom』向けに作られたNintendo Australiaの「悲しいゼルダのお父さん」キャンペーンを超えようとしたように見えるものの、うまくいっていないと評価しています。一方で、気になる点があったといいます。カジュアル向けでGameChatにも対応し、家族のアバターも描ける作品としては、同時期発売の『Nintendo Switch Sports Resort』が使えるはずなのに、なぜ『Tomodachi Life』なのかという疑問です。
筆者が挙げる人気の理由
筆者は、今回のNewzooの数字がその疑問への答えだと見ています。以下は筆者の見方です。
『Tomodachi Life』は今年のSwitch向け最大のタイトルとみられ、歴代2位の販売台数を持つSwitchは、Switch 2よりはるかに大きなユーザー層を今も抱えています。ネット上で多くの面白い動画が出回ったことで、口コミが広がり売上を押し上げたとも述べています。さらに、女性や少女に広く遊ばれているため、成功が過小に報じられてきたのではないかという推測も示しています。
この広告は、Switchのソフトの多くがSwitch 2でも遊べるという販売上の要点を伝えています。同時に、任天堂が過去20年にわたり成果を上げてきた「ヒット作は、予想どおりの見た目をしているとは限らない」というメッセージにも通じる、と筆者は指摘しています。