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Polygonが挙げる声優交代で良くなったゲーム5例、『FF7 リメイク』のティファやDestinyのGhostなど

2026年11月03日 | #その他 | Polygon

Polygonが挙げる声優交代で良くなったゲーム5例、『FF7 リメイク』のティファやDestinyのGhostなど

海外メディアPolygonが、ゲームシリーズで声優が交代した結果、キャラクターの魅力が増したと評価できる5つの例を紹介しています。声優の交代は、前任者のファンが離れたり、キャラクターの印象が変わったりする恐れがあり、発表時には戸惑いを招きがちです。一方で同記事は、演出や脚本の改善によって、制作者が当初思い描いていた姿に近づく場合もあると述べています。

ティファ(FF7 リメイク)

ファイナルファンタジー7本編には音声がありませんでしたが、スピンオフや他作品への出演を通じて、英語版のキャストが定着していきました。ティファ・ロックハートを演じたのはレイチェル・リー・クックです。2006年のキングダム ハーツ 2で初登場し、アドベント チルドレンやワールド オブ ファイナルファンタジー、ディシディアシリーズでも同役を務めました。柔らかい声がティファの優しさに合い、少しの元気さが行動的な面を引き立てていたとのことです。

2020年発売のFF7 リメイクでは英語版キャストが一新され、ティファ役はブリット・バロンが担当しました。元気さや明るさは前任者と共通する一方、声は低く、やや落ち着いた響きがあります。その成熟した雰囲気が、仲間を支える母性的な役回りや、若くして多くの苦難を経験したキャラクターの重みに合っていると評価されています。バロンの演技はリメイク3部作が進むにつれてさらに良くなったとされ、ファンにもその魅力が伝わったと記事は述べています。

スパイロ

紫色のドラゴンであるスパイロには、これまで複数の声優がいました。1998年のSpyro the Dragonでは、ベテランのカルロス・アラズラキが、鼻にかかった声で生意気な不良少年らしさを表現しました。好みが分かれる演技だったかもしれないものの、血気盛んな若者にはふさわしかったと記事は評価しています。

1999年のSpyro 2: Ripto's Rageからは、トム・ケニーが後続の2作品も含めて担当しました。同じ自信家の性格でも、より落ち着いた雰囲気で、低めの声と合わせて格好良い人物像になったそうです。その後も声優は何度か変わりましたが、ケニーを決定版と見る声は根強く、2018年のSpyro Reignited Trilogyでは3作すべてのセリフを新たに録り直して復帰しました。記事はこれを「これ以上ない太鼓判」としています。

ラチェット(Ratchet & Clank)

Ratchet & Clankは、主役2人の魅力で続いてきたシリーズです。2002年の第1作では、ラチェットは自分勝手でスリルを求める人物として描かれ、ミッキー・ケリーが1990年代のスケーター風の演技でそれを固めました。記事は、脚本の影響もあるものの、大げさな話し方もあって時に耳障りだったと指摘し、開発側も同じ認識だったとしています。

2003年のRatchet & Clank: Going Commandoでは、ラチェットの刺々しさが影を潜め、親しみやすい普通の青年らしさが前面に出ました。皮肉っぽい面は残るものの、目立たなくなっています。この変化を支えたのが新たに起用されたジェームズ・アーノルド・テイラーで、好感の持てるオタク気質の人物を演じるのが得意なため、より自然な演技になったとのことです。以降、すべての作品と他作品への出演でもラチェットを演じ続けています。

ダンテ(Devil May Cry)

Devil May Cryは、シリーズの方向性が定まるまでに時間がかかり、その迷いが主人公にも表れていたと記事は述べています。初期のダンテは個性が薄く、冷めた態度のせいで硬くて感情に乏しい人物でした。2001年の初代ではドリュー・クームズ、2003年のDevil May Cry 2ではマット・カミンスキーが演じましたが、どちらも棒読みに近い演技だったとされます。

2005年の前日譚、Devil May Cry 3: Dante's Awakeningでは、ダンテは若々しい熱意を持つ人物になりました。どんな状況でも面白さを見つけ、戦う悪魔をからかう軽薄な魅力を表現したのがルーベン・ラングドンです。一風変わった楽しさのある声が高く評価され、開発側はこの路線を続けました。ラングドンは続く2作品、いくつかのコラボ作品、アニメにも出演しています。記事は、最初の2作のダンテとは異なるものの、気にする必要はないと書いています。

Ghost(Destiny)

2014年に発売されたDestinyは、業界の次の大作を目指して作られ、莫大な予算に加えて有名俳優の起用でも注目を集めました。その代表例が、ゲーム・オブ・スローンズで人気を得ていたピーター・ディンクレイジです。彼はプレイヤーに付き従うロボット型の相棒Ghostを演じ、銀河や異星の住人についての重要な情報を伝える役目を担っていました。

ただし記事は、説明役自体が面白くしにくい役柄である点を踏まえても、ディンクレイジの演技は物足りなかったと厳しく評価しています。情熱も個性も感じられない読み方で、プレイヤーも早い段階で退屈したと述べています。

その後の拡張版では、ノーラン・ノースに交代しました。ノースは、小さなロボットが有機生命体の世界に興味を抱いているかのような、面白がる雰囲気を一貫して加えています。ノースの他の役と比べれば感情豊かとは言えないものの、ディンクレイジよりは引き込まれる演技だったそうです。記事は、最低のところから始まれば上がるしかないと締めくくっています。