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Switch 2版『ゼルダの伝説 時のオカリナ』リメイク、横一列の「クイックメニュー」が唯一の難点

2026年11月05日 | #レビュー | Polygon

Switch 2版『ゼルダの伝説 時のオカリナ』リメイク、横一列の「クイックメニュー」が唯一の難点

Switch 2向けに登場した『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のリメイクは、ほぼ非の打ちどころのない出来だと評されています。ただし、『ブレス オブ ザ ワイルド』から続く横一列のアイテムメニューが持ち込まれており、これが唯一の小さな汚点だと筆者は指摘しています。なお、今回の記事にスコアはありません。

作り直しすぎないことが最大の美点

筆者が最も評価しているのは、任天堂が作り方を根本から変えようとしなかった点です。Nintendo 64版を特別なものにしていた要素はそのまま残され、時代を超えて通用する体験を無理に現代風にしない、焦点の絞られた作品になっています。ハイラル平原が雑務だらけの巨大なオープンワールドになることもなく、筆者はその点に安堵しています。

操作面の改善と、気になるメニュー

原作の数少ない不満点は、オカリナ、弓矢、真実のメガネ、お面などを付け替えるために何度もメニューを開かなければならないことでした。リメイクではこの問題への対処が行われ、おおむね機能しているといいます。

オカリナ、お面、ブーツといった重要アイテムは十字キーに割り当てられ、すぐに使えます。残りのアイテムは1つの空きボタンを取り合う形ですが、素早く切り替えるためのポップアップメニューが用意されました。筆者はどちらの工夫も好意的に見ています。

問題はそのメニューの形式です。リンクのアイテム、魔法、ビンがすべて、整理されていない1つの「クイック」メニューに並びます。筆者は、戦闘中にメガトンハンマーを探そうとすると、空のビン5本がそれぞれ1マスずつ占めているのをかき分けて進むことになる、と例を挙げています。原作の3ボタン方式より劣る解決策だとも言えるとし、十字キーである程度は和らぐものの、ポーズメニューを開いて手動で装備し直したほうが速く感じる場面も多いそうです。以前の作品ほど深刻ではなく、扱いやすさは大きく改善しているとも述べています。

近年のゼルダで続く横一列メニュー

筆者は、この形式が近年のゼルダで繰り返されてきた流れを振り返っています。

『ブレス オブ ザ ワイルド』では、壊れる武器を素早く持ち替えるため、手持ちの武器をすべて横一列に並べたメニューが採用されました。端にある武器を選ぶには30ほどの武器を1つずつ送る必要があり、不便でしたが、複雑なゲームの第一案として当時は許せたといいます。

『ティアーズ オブ ザ キングダム』では、一部の主要な能力に円形のメニューが使われたものの、それ以外は横一列のままでした。フュージョンやウルトラハンドの導入で、大量の素材やゾナウ装置まで同じ列に並ぶことになり、ポーズメニューを開いたほうが早くなって、ショートカットの意味が薄れたと筆者は書いています。

『ゼルダの伝説 知恵の布オ』という表記ではなく、『エコーズ オブ ウィズダム』では、別の開発会社が手がけた見下ろし型の作品でありながら、ゼルダ姫が呼び出すエコーのメニューも横一列でした。エコーは127種類もあり、開発元のGrezzoはフィルター機能で負担を和らげようとしましたが、救いにはならなかったといいます。筆者は、スクロールを避けるため、列の先頭に出る数種類のエコーばかり使っていたと振り返っています。

円形メニューを求める声

筆者は、細かすぎる指摘だと認めつつも、この流れを放置すべきではないと訴えています。『トワイライトプリンセス』では円形メニューにリンクの全アイテムが表示されていたことを挙げ、『時のオカリナ』でも同じ方式にできたはずだと主張します。

さらに、次に出るであろう『ムジュラの仮面』のリメイクにも懸念を示しています。24種類のお面を横一列で選ぶのは避けたく、アイテムやビンと一緒くたにされる可能性にも不安があるそうです。筆者は「横一列は廃止、円形メニュー万歳」と結んでいます。