ザック・クレッガー監督版『バイオハザード』をPS1風にデメイクしたファンゲームが、itch.ioで無料公開中
2026年11月06日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
固定カメラ、ポリゴンの粗いキャラクター、限られた弾薬、開くまでに妙に時間のかかるドア。かつてのサバイバルホラーを思い出させる非公式ファンプロジェクト「Zach Cregger's RESIDENT EVIL: The Video Game」が、itch.ioで無料公開されています。ザック・クレッガー監督の映画『バイオハザード』をもとにした作品で、ファンの間で話題になっています。
映画をPS1風サバイバルホラーに再構築
本作を手がけたのは、開発者でゲームプロデューサーのStefano Cagnani氏です。同氏はこれまでにも『エイリアン』『ドーン・オブ・ザ・デッド』『ザ・クロウ』など、往年の映画を題材にした同種のプロジェクトを制作してきました。
対応機種はPCで、クレッガー監督の映画を初代PlayStation時代のサバイバルホラーとして描き直しています。映画の設定をもとに、90年代後半の『バイオハザード』を思わせる要素が一通りそろっています。固定カメラ、ラジコン操作、ローポリゴンのグラフィックス、暗い環境、乏しい弾薬、エリア移動時にドアが開くアップ演出などです。
ただし、現時点で遊べるのは映画の冒頭部分のみです。雪道を進み、主人公が農場にたどり着くまでが描かれます。それでも、映画に登場する恐ろしいクリーチャーの1体はすでに姿を見せています。
ファンの反応
公開から数日がたち、ここにきて注目が高まっています。ファンがプレイ映像などを共有しており、反応から見て、Cagnani氏の作品は大きな注目を集めそうです。
あるプレイヤーは「Full game needs to be released as soon as possible.」と、完全版の公開を望むコメントを寄せました。別のプレイヤーは「This looks actually pretty sick. [It] takes me back to the 90s style of Resident Evil.」と、90年代の『バイオハザード』を思い出させる雰囲気を称賛しています。
一方で、映画のユーモアに触れたコメントもありました。「did they remove the constant jokes and constant humor? If so, I'm sold!」と、絶え間ないジョークが取り除かれているなら魅力的だという趣旨の投稿です。
筆者は、クレッガー監督の映画への愛情と、シリーズ初期作品への愛情が込められた作品だと評価しています。実写映画でシリーズが長く抱えてきた「良作に恵まれない」というジンクスを、クレッガー監督の映画がようやく破ったとも述べています。暗い廊下を、身を守る弾薬もほとんどない状態でさまよう感覚が恋しい人には、このファンプロジェクトが合うかもしれないとしています。