GOG、創立記念で『Road Rash』の現代対応版を公開し、新作向けの出版部門Retro Vibeを発表
DRMフリーのゲーム販売サービスGOGが、創立記念として複数の発表を行いました。『Road Rash』の現代環境対応版の配信開始に加え、「クラシックの魂を持つ新作」を手がける出版部門Retro Vibeの立ち上げなどが明らかになっています。
『Road Rash』と『Wing Commander』シリーズの改良版
GOGでは現在、『Road Rash』の配信が始まっています。暴力的な描写が特徴のバイクレースの名作で、現代のシステムや操作入力に対応するよう手が加えられました。
同じ取り組みは『Wing Commander』シリーズにも広がります。対象は『Wing Commander』1〜4、Prophecy Gold、Privateer 2です。Prophecyについては、遊びやすくすることを目標にModderと協力し、コントローラー対応を追加して新しい遊び方を用意したとのことです。
各タイトルには、従来版と手を加えたAnniversary Editionの両方が収録されます。GOGで元のゲームをすでに所有している人は、発売時にAnniversary Editionを無料でダウンロードできます。
旧作を遊べる状態に保つ保存活動
GOGは、シーズンが終わったりサーバーが閉鎖されたりした後も、ゲームを遊べる状態に保つ活動を進めています。支援プログラムのGOG Patronsでは、これまでに300本の旧作を現代のOSで動くようにしました。1万人以上の支援者が参加しています。最新の対象は、2000年にWestwood StudiosとEAが開発・販売したアクションRPG『Nox』です。
シニアビジネスデベロップメントマネージャーのMarcin Paczynski氏は、「コードを深く掘り下げ、長年残っていたバグの修正、画面解像度の調整、コントローラー対応、欠けていたカットシーンの追加など、さまざまな作業を行っています」と述べています。保存プログラム全体での旧作への修正は、1,700件を超えています。
新作向け出版部門Retro Vibe
Retro Vibeは、「クラシックの魂を持つ新作」に焦点を当てた出版部門です。ラインナップには次の作品が含まれます。
- VHS風のノイズ表現とMax Payneを思わせるバレットタイムを備えたFPS、Cop Bastard
- 手ごわいボス戦が特徴の横スクロールシューティング、The Looter
- 戦術性のあるサイバーパンクRPG、Shardpunk 2
- 巨大な武器が売りのブーマーシューター、Project Warlock: Lost Chapters
- グレースケールの謎めいたインディー作品、After Hell Freezes Over
これらはGOG.comでウィッシュリストに登録でき、詳細も確認できます。
新フォーラムGOG Socialと、Linux対応のGOG Galaxy
GOGは、ライブラリと連携した新しいゲームフォーラム「GOG Social」も導入します。投稿にゲームをタグ付けすると、読者がそのままストアページに移動できる仕組みです。ネタバレ表示、スレッド形式の返信、リアクション、投稿の編集、メディア対応、ブックマーク、トピックの購読などの機能があります。
さらに、複数のストアのライブラリを1か所にまとめられるランチャーGOG Galaxyが、Linuxにも対応します。あわせて、カスタマイズやパーソナライズの新しいオプションも加わります。